ガンマ線照射装置を取り扱う作業場の管理区域について行う作業環境測定に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤って…
関係法令 第17問
ガンマ線照射装置を取り扱う作業場の管理区域について行う作業環境測定に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか。
- (1)作業環境測定士の資格を有しない者でも、この測定を行うことができる。
- (2)作業環境測定は、1cm線量当量率又は1cm線量当量について行うものとするが、70µm線量当量率が1cm線量当量率の10倍を超えるおそれがある場所又は70µm線量当量が1cm線量当量の10倍を超えるおそれのある場所においては、それぞれ70µm線量当量率又は70µm線量当量について行うものとする。
- (3)作業環境測定は、3.7GBq以下の放射性物質を装備している機器を使用するときは、6か月以内ごとに1回、定期に、行わなければならない。
- (4)外部放射線による線量当量率又は線量当量の測定結果は、見やすい場所に掲示する等の方法によって、管理区域に立ち入る者に周知させなければならない。
- (5)作業環境測定を行ったときは、実施の都度、測定日時、測定箇所、測定結果、測定を実施した者の氏名等一定の事項を記録し、これを30年間保存しなければならない。
正答 (5)
正答は (5)。これが誤りです。
作業環境測定の記録は、5年間保存します。「30年間」ではありません。
【保存期間の使い分け】
作業環境測定の記録 5年間
定期自主検査の記録 3年間
被ばく線量の測定記録 30年間
電離放射線健康診断個人票 30年間
人の体に関わるものが30年、設備や環境に関わるものは短い、という分かれ方です。
【ほかの選択肢】
(1) 作業環境測定士の資格を有しない者でも、この測定を行う
ことができる 正しい
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(2) 1cm線量当量率又は1cm線量当量について行うが、70µm線量
当量(率)が10倍を超えるおそれがある場所では、70µm
線量当量(率)について行う 正しい
(3) 3.7GBq以下の放射性物質を装備している機器を使用するとき
は、6か月以内ごとに1回 正しい
(4) 測定結果は、見やすい場所に掲示する等の方法で、管理区域に
立ち入る者に周知させる 正しい
【測定の頻度】
原則 1か月以内ごとに1回
3.7GBq以下の機器 6か月以内ごとに1回
線源が小さければ、間隔を延ばせます。
【作業環境測定士が要らないわけ】
管理区域の外部放射線の測定は、指定作業場の作業環境測定に当たらない
指定作業場の測定は作業環境測定士が行います。放射線業務の作業場で指定作業場に当たるのは、放射性物質取扱作業室など(空気中の放射性物質の濃度を測る所)です。ガンマ線照射装置の管理区域で外部放射線の線量当量率を測るのは、これに当たりません。ただし、測れる人が正しく測る必要はあります。
【70µmで測る場合】
1cm線量当量の10倍を超えるおそれがあるとき
表面に近いところの線量が飛び抜けて高い、つまり透過力の弱い放射線が多い場合です。ガンマ線ではまれですが、決まりとして置かれています。
【結果の周知】
見やすい場所に掲示する等
立ち入る人が、自分の被ばくを見積もれるようにします。
出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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