通風又は換気が不十分な場所において、可燃性ガス及び酸素(以下、本問において「ガス等」という。)を用いて溶断の作業を行うと…
関係法令 第7問
通風又は換気が不十分な場所において、可燃性ガス及び酸素(以下、本問において「ガス等」という。)を用いて溶断の作業を行うときに講じなければならない措置として、法令に定められていないものは次のうちどれか。
- (1)ガス等のホース及び吹管については、損傷、摩耗等によるガス等の漏えいのおそれがないものを使用すること。
- (2)使用中のガス等のホースのガス等の供給口のバルブ又はコックには、当該バルブ又はコックに接続するガス等のホースを使用する者の名札を取り付ける等ガス等の供給についての誤操作を防ぐための表示をすること。
- (3)ガス等のホースにガス等を供給しようとするときは、あらかじめ、当該ホースに、ガス等が放出しない状態にした吹管又は確実な止めせんを装着した後に行うこと。
- (4)吹管からの過剰酸素の放出による火傷を防止するため十分な換気を行うこと。
- (5)作業の中断により作業箇所を離れるときは、ガス等のホースが当該ガス等の供給口から誤ってはずれることのないように、供給口の近くに巻き取ること。
正答 (5)
正答は (5)。これが法令に定められていない記述です。
作業の中断で作業箇所を離れるときは、ホースを供給口の近くに巻き取るのではなく、供給口から取り外すか、労働者が健康障害を受けるおそれのない場所へ移動させます。
【条文が求めていること】
ガス等の供給口のバルブまたはコックを閉止し、ホースを供給口から取り外す
または
ホースを健康障害のおそれのない場所へ移動する
通風・換気が不十分な場所にホースを残したままにすると、わずかな漏れでも可燃性ガスや酸素がその場にたまります。戻ってきて点火した瞬間に爆発する、酸素が充満して衣服が燃えやすくなる、といった災害につながります。
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「巻き取る」ではホースが供給口につながったままで、漏れの危険がそのまま残ります。ホースを現場から離すことが条文の要点です。
【ほかの選択肢(いずれも法令に定めあり)】
(1) ホース・吹管は漏えいのおそれがないものを使用する。
(2) 供給口のバルブ・コックに、そのホースを使用する者の
名札を取り付けるなどして、誤操作を防ぐ表示をする。
他人が事情を知らずにバルブを開け閉めすることを防ぐ
ためです。
(3) ホースにガスを供給する前に、ガスが放出しない状態に
した吹管または確実な止めせんを装着しておく。
(4) 過剰酸素の放出による火傷を防ぐため、十分な換気を
行う。
出典:ガス溶接作業主任者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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