可燃性ガスに関し、適切でないものは次のうちどれか。…
アセチレンその他の可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識 第17問
可燃性ガスに関し、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)ガスの比重とは、通常、0℃、1気圧におけるガスの質量と、それと同容積の空気の質量との比をいう。
- (2)空気と混合した場合、水素の爆発範囲は、メタンの爆発範囲より広い。
- (3)燃料用LPガスは、漏れたら気が付きやすいように臭いがつけられている。
- (4)プロパンが漏れた場合、作業場所の低いところに滞留し、爆発性雰囲気を形成するおそれがある。
- (5)アセチレンは、金属に対する反応性はなく、腐食性もないが、塩化ビニル管を透過する。
正答 (5)
正答は (5)。これが適切でない記述です。
アセチレンは、銅と反応して銅アセチリドという爆発性の化合物をつくります。「金属に対する反応性はなく、腐食性もない」は誤りです。
【銅を避ける理由】
銅アセチリドは、わずかな衝撃や摩擦でも爆発する物質です。配管の内側にこれが生成すると、ガスを流すたびに爆発の危険を抱えることになります。
アセチレン用配管には、銅または銅を70%以上含有する合金を使用してはならない (法令に定めあり)
「酸素の高圧配管には銅管を使う」という話と混同しやすいところです。銅管が使えるのは酸素であって、アセチレンには使えません。
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なお、「塩化ビニル管を透過する」という後半は正しい記述です。前半が誤っているため、選択肢全体として適切ではありません。
【ほかの選択肢】
(1) ガスの比重とは、通常0℃・1気圧におけるガスの質量と、
同容積の空気の質量との比をいいます。
(2) 空気と混合した場合、水素の爆発範囲(およそ4~75%)
はメタン(およそ5~15%)より格段に広くなります。
(3) 燃料用LPガスには、漏れに気づけるよう臭いがつけられ
ています。LPガス本来は無臭です。
(4) プロパンは空気より重いので、漏れると低いところ
に滞留します。ピット、溝、床面が危険です。
出典:ガス溶接作業主任者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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