圧力調整器の取扱いにおける保管上、使用上の留意等に関する記述のうち、適切なものは次のうちどれか。…
ガス溶接等の業務に関する知識 第1問
圧力調整器の取扱いにおける保管上、使用上の留意等に関する記述のうち、適切なものは次のうちどれか。
- (1)酸素用の圧力調整器を保管するときは、ねじ等が錆びないようグリースを塗布してからビニール袋等に入れて保管する。
- (2)取付金具は、酸素用は左ねじ、可燃性ガス用は右ねじである。
- (3)圧力調整器を酸素容器に取り付けるときは、指の力で取付ナット又は取付ねじを閉まるところまで締め、次に専用のスパナを用い確実に締める。
- (4)圧力調整器をガス容器に取り付けるときは、圧力調整ハンドルを右に回してスプリングを緩め、圧力調整器内の弁を開いてから行う。
- (5)ガス溶接などの作業の途中で圧力調整器の出口圧力を調整するときは、吹管の炎を見ながら圧力調整ハンドルを回して行う。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切な記述です。
圧力調整器を酸素容器に取り付けるときは、まず指の力で止まるところまで締め、その後に専用のスパナで確実に締めます。
最初から工具を使うと、ねじが斜めに入ったまま無理に締め込んでしまい(かじり)、ねじ山を傷めます。指で回して素直に入ることを確かめてから、工具で本締めする手順です。
【ほかの選択肢】
(1) 酸素用の圧力調整器にグリースを塗ってはいけません。
高圧の酸素と油脂が触れると、断熱圧縮による発熱で発火します。酸素設備で油脂を厳禁とするのは、この事故が実際に起きているためです。錆防止にグリースを使う、という発想そのものが危険です。
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(2) ねじの向きが逆です。
酸素用 …… 右ねじ
可燃性ガス用 …… 左ねじ
誤接続を防ぐための区別で、可燃性ガス側だけを逆ねじにしています。
(4) 圧力調整ハンドルは左に回してスプリングを緩め、
圧力調整器内の弁を閉じてから取り付けます。弁を開いたまま取り付けると、容器弁を開いた瞬間に高圧が二次側へ抜けます。
(5) 作業途中で出口圧力を調整するときは、圧力計を見ながら
行います。炎の様子で合わせるのでは、必要な圧力に合っている保証がありません。
出典:ガス溶接作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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