可燃性ガス集合装置又は酸素ガス集合装置の取扱いに関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。…
ガス溶接等の業務に関する知識 第3問
可燃性ガス集合装置又は酸素ガス集合装置の取扱いに関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
- (1)酸素ガス集合装置から酸素を供給開始する場合は、各容器の容器弁をゆっくり開けた後、高圧ストップ弁を静かに開け、次に、圧力調整器の圧力を使用圧力に調整し、最後に、低圧ストップ弁を開いて供給を開始する。
- (2)酸素ガス集合装置で酸素を供給停止する場合は、使用していた高圧ストップ弁を全閉し、圧力調整器の圧力調整ハンドルを緩め、低圧ストップ弁を全閉にした後、各容器の容器弁を全閉する。
- (3)マニホールド燃料ガス集合装置では、ガス容器をマニホールドに取り付けたときは、取り替えたガス容器全部の弁を全開して、マニホールド配管内のガスと空気の混合ガスを放出弁から放出する。
- (4)マニホールド燃料ガス集合装置では、ガス容器を取り替え、ガスの圧力を最適使用圧力に調整した後は、低圧ストップ弁を開いて二次側配管にガスを供給する。
- (5)バルブ又はコックの開閉は常に静かに手で行い、ハンマーなどの工具で衝撃を与えて開閉しない。
正答 (3)
正答は (3)。これが適切でない記述です。
マニホールド内のガスと空気の混合ガスを放出するときは、ガス容器1本の弁を少し開いて行います。取り替えた容器全部の弁を全開するのではありません。
【なぜ1本だけ少し開くのか】
容器を取り替えた直後のマニホールド配管内には、空気が入っています。そこへ燃料ガスが入れば、配管の中で爆発性の混合ガスができます。
1本の弁を少し開く → ガスをゆっくり流して空気を押し出す
→ 放出弁から混合ガスを排出 → 配管内をガスで置換
全部の弁を全開にすれば、大量のガスが一気に流れ込み、配管内で急激な圧力上昇と摩擦熱を生みます。置換のための操作は、ゆっくり・少量が原則です。
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【ほかの選択肢】
(1) 酸素の供給開始 容器弁をゆっくり開ける → 高圧ストップ
弁を静かに開ける → 圧力調整器で使用圧力に調整 →
最後に低圧ストップ弁を開く。上流から下流への順です。
(2) 酸素の供給停止 高圧ストップ弁を全閉 → 調整ハンドルを
緩める → 低圧ストップ弁を全閉 → 容器弁を全閉。
(4) 圧力調整後は低圧ストップ弁を開いて二次側へ供給します。
(5) バルブ・コックの開閉は常に静かに手で行います。
ハンマーなどで衝撃を与えると、弁座を傷めるだけでなく、火花が出るおそれもあります。
出典:ガス溶接作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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