安全器の構造等に関するAからEまでの記述のうち、適切でないもののみを全てあげた組合せは(1)~(5)のうちどれか。…

アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識 第13問

安全器の構造等に関するAからEまでの記述のうち、適切でないもののみを全てあげた組合せは(1)~(5)のうちどれか。A 乾式安全器は、逆火の火炎を消火阻止する機能、酸素の逆流を阻止する機能及び逆火発生時に燃料ガスを遮断する機能を備えている。B 乾式安全器は、1か月に1度、分解点検し、各部機構が正常に作動することを確認する。C 乾式安全器では、焼結金属の隙間が大きいほど消炎能力が増す。D 水封式安全器は、ガスが逆火爆発したときに、水により火炎の下流側への伝ぱを阻止する構造となっている。E 中圧用水封式安全器は、低圧用水封式安全器の水封排気管に換えて破裂板を使用している。

正答 (4)
正答は (4)。適切でないのは B、C、D です。 【B 分解点検は1か月に1度ではない】 乾式安全器は、3年ごとに1回、メーカーまたはメーカーが指定した事業者の検査を受けます。1か月に1度の分解点検ではありません。 なお、作業主任者が行う日常の点検(1日1回以上、機能を容易に確かめられる箇所に置いて点検する)とは別の話です。正しい頻度は、次の二つです。 日常の点検 …… 1日1回以上(作業主任者の職務) メーカー検査 …… 3年ごとに1回 【C 隙間は小さいほど消炎能力が増す】
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焼結金属は金属粉を焼き固めた多孔質の材料で、無数の細かい隙間をガスが通ります。 隙間が小さい → 火炎から熱を奪う面積が大きい         → 消炎能力が高い(ただし流れ抵抗も増える) 記述は「大きいほど消炎能力が増す」で、逆になっています。 【D 水封式が阻止するのは上流側への伝ぱ】 水封式安全器は、逆火爆発のとき、水によって火炎が上流側(ガス供給源側)へ伝わるのを阻止します。下流側ではありません。逆火は吹管から容器へ向かって遡ってくるので、止めるべきは上流方向です。 【適切なもの】 A 乾式安全器の三つの機能 …… 逆火の消火阻止、   酸素の逆流阻止、逆火発生時の燃料ガス遮断。 E 中圧用水封式安全器は、低圧用の水封排気管に換えて   破裂板を使用しています。中圧では水封だけで圧力を逃がしきれないためです。

出典:ガス溶接作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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