ニューマチックケーソン工事に用いる送排気管等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
送気及び排気 第14問
ニューマチックケーソン工事に用いる送排気管等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)送気本管の直径は、通常、125mmである。
- (2)送気管の破損時に作業室内の空気が逆流しないように、送気管路の必要な箇所にチャッキバルブを設ける。
- (3)排気管の作業室側には、グランドコックを取り付ける。
- (4)排気管の函外側の先端には90°エルボを取り付け、排気口を横向きにする。
- (5)送気本管は、空気圧縮機側から先を下り勾配にし、要所にドレーン抜きを設ける。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
送気本管の直径は、通常150mmです。「125mm」は函内送排気管の太さです。
【管の太さ】
送気本管 直径150mm
函内送排気管 直径100mm又は125mm、3本以上
幹線のほうが太いという関係です。送気本管は、複数の函内送排気管へ分かれる前の一本ですから、太くなければ足りません。
【3本以上とするわけ】
1本が詰まっても、送気が止まらないようにする
送気が止まればケーソンに水が入り、作業者の命に関わります。
【ほかの選択肢】
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(2) 送気管の破損時に作業室内の空気が逆流しないよう、送気管路の必要な箇所にチャッキバルブを設ける 正しい
(3) 排気管の作業室側には、グランドコックを取り付ける正しい
(4) 排気管の函外側の先端には90°エルボを取り付け、排気口を横向きにする 正しい
(5) 送気本管は、空気圧縮機側から先を下り勾配にし、要所にドレーン抜きを設ける 正しい
【チャッキバルブ(逆止弁)】
一方向にしか流さない弁
送気管が破れると、作業室の高圧空気が一気に外へ噴き出し、室内の圧力が下がります。法令でも、作業室に近接する部分に逆止弁を設けることが定められています。
【排気口を横向きにするわけ】
上向き → 雨水やごみが入る
下向き → 地面の泥や水を吸い上げる
横向きなら、どちらの不都合もありません。
【下り勾配にするわけ】
圧縮空気には水分が含まれ、冷えると水になる
水平に配管する → あちこちに水が溜まる
下り勾配にする → 水が一方向に流れ、溜まる場所が決まる
そこにドレーン抜きを設けて排出します。水は低いほうへ流れるという性質を利用して、溜まる場所を決めてやるのです。
【グランドコック】
排気管の作業室側に付ける弁。排気量を調節する
出典:高圧室内作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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