高圧室内業務の設備等に関する次の措置のうち、法令違反となるものはどれか。…
関係法令 第37問
高圧室内業務の設備等に関する次の措置のうち、法令違反となるものはどれか。
- (1)作業室の気積が50㎥であるので、同時に高圧室内業務に従事させる作業者を14人とした。
- (2)気こう室の床面積が4m²、気積が7.9㎥であるので、同時に加圧又は減圧を受ける高圧室内作業者を13人とした。
- (3)作業室へ送気するための送気管には、作業室に近接する部分に逆止弁を設けた。
- (4)作業室へ送気するための送気管を、シャフトの中を通すことなく当該作業室へ配管した。
- (5)潜函の気こう室内の高圧室内作業者に減圧を行うための排気管を、内径52㎜のものとした。
正答 (1)
正答は (1)。これが法令違反となります。
作業室の気積は、そこで高圧室内業務に従事している労働者1人について4㎥以上としなければなりません。
【計算で確かめる】
50㎥ ÷ 14人 = 約3.57㎥/人
→ 4㎥に足りない → 違反
【何人までなら入れるか】
50 ÷ 4 = 12.5 → 12人まで
13人では 50 ÷ 13 = 3.85㎥となり、やはり足りません。
【ほかの選択肢】
(2) 気こう室の床面積4m²、気積7.9㎥で13人 適法
(3) 作業室へ送気するための送気管には、作業室に近接する部分に逆止弁を設けた 適法
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(4) 送気管を、シャフトの中を通すことなく作業室へ配管した適法
(5) 気こう室内の作業者に減圧を行うための排気管を、内径52mmのものとした 適法
【(2)を確かめる】
気こう室の基準 床面積0.3m²以上/気積0.6㎥以上/人
床面積から 4 ÷ 0.3 = 13.3 → 13人
気積から 7.9 ÷ 0.6 = 13.2 → 13人
→ 13人はぎりぎり適法(14人なら違反)
【作業室と気こう室の基準】
作業室 気積 4㎥以上/人
気こう室 床面積 0.3m²以上/人
気積 0.6㎥以上/人
作業室は長時間働く場所なので、ゆとりを大きくとります。気こう室は通り抜ける場所なので、小さめです。
【排気管を53mm以下とするわけ】
太すぎると、急激に減圧されてしまう
減圧の速度は毎分0.08MPa以下と定められています。52mmは基準内、68mmは違反です。
【シャフトの中を通さない】
シャフトは、人や土砂の通り道
通常は躯体(コンクリート)の中に埋め込みます。法令がシャフト内配管を求めているわけではありません。
【逆止弁】
送気管が破れたとき、作業室の空気が逆流するのを防ぐ
出典:高圧室内作業主任者 2023年下半期実施分(2024年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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