ニューマチックケーソンの種類とその概要に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…

圧気工法 第2問

ニューマチックケーソンの種類とその概要に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。 止水壁ケーソン方式では、止水壁で囲んだドライな環境で橋脚躯体を構築できるため、下部工の施工精度はピアケーソン方式より高くなります。「精度が劣る」は誤りです。 【二つの方式】 ピアケーソン方式   ケーソンの頂版と橋脚躯体を連続して施工する   → 工程が短い   → 頂版重量と橋脚躯体重量が沈下荷重になる 止水壁ケーソン方式   止水壁(コンクリート壁・鋼矢板)で囲み、沈下完了後に地下部分で躯体を構築する   → 工程は長いが、精度の高い下部工が築造できる
解説の続きをみる続きを閉じる
速さのピアケーソン、精度の止水壁という対比です。 【なぜ止水壁のほうが精度が高いのか】 止水壁で水を止めれば、地上と同じように型枠を組める 沈下の途中でケーソンが多少傾いても、その上に造る躯体はまっすぐに造り直せます。一方ピアケーソン方式は、ケーソンと躯体が一体で沈んでいくので、ケーソンの傾きがそのまま橋脚の傾きになります。 【ほかの選択肢】 (1) ピアケーソン方式は、止水壁ケーソン方式に比べ工程を短縮できる 正しい (2) ピアケーソン方式では、頂版重量及び橋脚躯体重量が沈下荷重となる 正しい (4) 止水壁の構造は、コンクリート壁方式又は鋼矢板方式が一般的 正しい (5) 作業室より上方の外壁と隔壁に囲まれる空間は、水荷重用の水を入れて沈下荷重を加減する 正しい 【ピアケーソンの沈下荷重】 頂版も橋脚も、一緒に沈んでいく その重さがそのまま沈下の力になります。造りながら沈めるので工程が短く済みます。 【水荷重】 ケーソンの中の空間に水を入れて重くする 沈下が足りないときは水を足し、沈みすぎるときは抜く。重りを自在に足し引きできる仕組みです。

出典:高圧室内作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「圧気工法」のほかの問題

  1. 2023年上半期(2023年10月公表) 第2問ニューマチックケーソンの種類とその概要に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  2. 2023年上半期(2023年10月公表) 第10問圧気工事における有害ガスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  3. 2023年下半期(2024年4月公表) 第8問ニューマチックケーソンの艤装に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  4. 2024年下半期(2025年4月公表) 第6問圧気トンネル工法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  5. 2025年上半期(2025年10月公表) 第4問圧気トンネル工法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  6. 2025年下半期(2026年4月公表) 第2問ニューマチックケーソンの種類とその概要に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク