ニューマチックケーソンの施工に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
圧気工法 第3問
ニューマチックケーソンの施工に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)水上ニューマチックケーソンには、鋼殻方式による陸上施工と築島方式による水上施工がある。
- (2)セントルは、その使用材料から鋼製セントル及び土砂セントルに大別される。
- (3)土砂セントルは、鋼製セントルではセントル撤去作業時の沈下量が大きいと予測される場合に採用される。
- (4)沈下させる準備として、セントル解体後、皿板を前後左右均等に1枚置き又は2枚置きに作業室の内側に抜き取り、その場の土砂で埋め戻しておく。
- (5)刃口金物と皿板との間には、キャンバーを挿入する。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
水上ニューマチックケーソンには、築島方式による陸上施工と鋼殻方式による水上施工があります。記述は二つが入れ替わっています。
【水上ニューマチックケーソンの二方式】
築島方式 水中に土砂を盛って人工島を造り、その上で
陸上施工と同じように行う → 陸上施工
鋼殻方式 鋼製の殻を浮かべて曳航し、現地で沈める
→ 水上施工
【名前と施工法の対応】
築島=島を築く → 島の上は陸 → 陸上施工
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鋼殻=鋼の殻 → 浮かべて運ぶ → 水上施工
言葉の意味をたどれば、組合せが分かります。島を造るのに水上施工では意味がありません。
【分類に注意】
どちらも水上ニューマチックケーソン
築島方式は「陸上施工」ですが、陸上ニューマチックケーソンではありません。もともと水域に造るものだからです。
【ほかの選択肢】
(2) セントルは、その使用材料から鋼製セントル及び土砂セントルに大別される 正しい
(3) 土砂セントルは、鋼製セントルでは撤去作業時の沈下量が大きいと予測される場合に採用される 正しい
(4) 皿板を前後左右均等に1枚置き又は2枚置きに作業室の内側に抜き取り、その場の土砂で埋め戻す 正しい
(5) 刃口金物と皿板との間には、キャンバーを挿入する正しい
【キャンバー】
刃口金物と皿板の間に入れるくさび状のもの
沈下を始めるときに、これを抜けば刃口が皿板から離れます。一度にすべてを抜くのではなく、順に抜いて少しずつ沈めます。
【皿板を内側に抜くわけ】
外側は地盤の中で、人が手を出せない
作業室の中からしか作業できません。
【均等に抜くわけ】
一度にすべて抜けば、支えが一気になくなって急に沈む
出典:高圧室内作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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