次の器具のうち、法令上、高圧室内作業主任者に携行させなければならないものに該当しないものはどれか。…
関係法令 第34問
次の器具のうち、法令上、高圧室内作業主任者に携行させなければならないものに該当しないものはどれか。
- (1)携帯式の圧力計
- (2)懐中電灯
- (3)非常の場合の信号用器具
- (4)炭酸ガスの濃度を測定するための測定器具
- (5)不活性ガスの濃度を測定するための測定器具
正答 (5)
正答は (5)。不活性ガスの濃度を測定するための測定器具は、携行させなければならないものに該当しません。
【携行させる器具】
一 携帯式の圧力計
二 懐中電灯
三 酸素、炭酸ガス及び有害ガス(一酸化炭素、メタンガス、
硫化水素など)の濃度を測定するための測定器具
四 非常の場合の信号用器具
測定するのは、酸素、炭酸ガス及び有害ガスです。
【なぜ不活性ガスは測らないのか】
不活性ガスは、窒素とヘリウム
窒素は空気の約79%を占め、もともとそこにあるものです。測っても、危険を知る手がかりになりません。ヘリウムも、使うときは意図的に送り込んでいるものです。
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測るべきは、足りなくなっては困るガス(酸素)と、あってはならないガス、増えすぎては困るガスです。
酸素 不足や過剰がないか
メタン 爆発の危険
硫化水素 中毒
一酸化炭素 中毒
炭酸ガス 中毒(分圧0.5kPa以下)
【ほかの選択肢】
(1) 携帯式の圧力計 該当する
(2) 懐中電灯 該当する
(3) 非常の場合の信号用器具 該当する
(4) 炭酸ガスの濃度を測定するための測定器具 該当する
【携帯式の圧力計】
作業室の中を動きながら、常に圧力を把握する
作業主任者は作業室内の状況を監視し、指揮をとります。自分がいる場所の圧力を知らずに判断はできません。
【懐中電灯と信号用器具】
停電したとき、異常が起きたときへの備え
作業室は地下の閉じた空間です。照明が消えれば真っ暗になり、通話装置が壊れれば連絡が取れません。最後に頼るのは、手元の道具です。
【器具の点検も職務】
高圧室内作業主任者の職務に、酸素、炭酸ガス及び有害ガスの濃度を測定するための測定器具を点検することが含まれています(第10条第2項)。
持っているだけでなく、使える状態か確かめるところまでが仕事です。
出典:高圧室内作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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