ニューマチックケーソン工事に用いる電気設備に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
送気及び排気 第11問
ニューマチックケーソン工事に用いる電気設備に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)工事用電力は、一般に6,600Vで受電されるため、空気圧縮機、その他の機械、一般照明などはそれぞれの電圧、消費電力に応じた変圧器を設置する。
- (2)作業室内への動力、照明などのための電線の引き込み方法は、通常、キャブタイヤケーブルを躯体内に埋め込む方法がとられている。
- (3)停電時に備え、通常、ディーゼルエンジンで駆動する発電機を設置する。
- (4)作業室内で使用する機器の接地(アース)を確実にするため、作業室外に接地を施して、ここから作業室内に接地線を配線し、各機器に接続する。
- (5)高圧室内の蛍光灯は特にガード付きとする必要はないが、白熱電球を使用する場合は、破損による可燃物への着火を防ぐため、必ずガード付きを使用する。
正答 (5)
正答は (5)。これが誤りです。
高圧室内で使用する蛍光灯も、ガード付きとする必要があります。「特にガード付きとする必要はない」は誤りです。
【なぜ蛍光灯にもガードが要るのか】
蛍光灯もガラス製で、割れる
作業室内では、掘削機械が動き、土砂が飛び、人や物がぶつかります。割れたガラスは作業者のけがのもとになり、破片が土砂に混じれば後の作業でも危険です。
高圧下では着火温度が低下し、燃焼速度が増大するため、火災の危険も高まります。割れやすいものは、すべて覆うのが原則です。
【ほかの選択肢】
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(1) 工事用電力は一般に6,600Vで受電されるため、それぞれの電圧、消費電力に応じた変圧器を設置する 正しい
(2) 作業室内への電線の引き込みは、通常、キャブタイヤケーブルを躯体内に埋め込む方法 正しい
(3) 停電時に備え、通常、ディーゼルエンジンで駆動する発電機を設置する 正しい
(4) 作業室内で使用する機器の接地(アース)を確実にするため、作業室外に接地を施して、ここから作業室内に接地線を配線し、各機器に接続する 正しい
【非常用発電機が要るわけ】
停電すれば、空気圧縮機が止まる
送気が止まれば、作業室の圧力が下がり、水や土砂が浸入します。中にいる人の命に直結するので、電源は二重に用意します。
【接地を作業室外でとるわけ】
作業室の中は、圧気で囲まれた閉じた空間
大地とつながっていません。確実な接地をとるには、地上で大地につなぎ、そこから線を引き込む必要があります。
【電圧の目安】
受電 6,600V
空気圧縮機 3,300V
その他の諸機械 200~400V
一般照明 100V
【作業室内の配線】
2種クロロプレンキャブタイヤケーブル(2PNCT)
湿度がほぼ100%の環境なので、ビニル被覆では耐えられません。
出典:高圧室内作業主任者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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