ニューマチックケーソンへの送排気に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
送気及び排気 第15問
ニューマチックケーソンへの送排気に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)ニューマチックケーソンへの送気には、函内送気とロック送気の2通りの方法があり、通常の掘削時にはロック送気、中埋めコンクリート打設時は函内送気とする。
- (2)作業室において、排気管の吸込み口は、送気管の吹出し口の反対側に設け、効率よく換気するようにする。
- (3)作業室内を換気するときは、室内圧の低下を最小限に保ちながら、排気バルブを所定の時間、開けておく。
- (4)作業室への送気を断つと、ケーソンの沈下不能や、傾斜、移動等の悪影響を及ぼす要因となる。
- (5)中埋めコンクリート施工中には、作業室内の気圧が増大するので、排気を行ってこれを一定に調整する作業をブローパイプバルブ調整という。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
通常の掘削時には函内送気、中埋めコンクリート打設時にはロック送気とします。記述は二つが入れ替わっています。
【二通りの送気】
函内送気 作業室送気管から直接送る
→ 通常の掘削時
ロック送気 ロック(気こう室)を経て送る
→ 中埋めコンクリート打設時
【ふだんは函内送気でよいわけ】
作業室送気管から直接送るのが、いちばん素直
わざわざ遠回りする理由がありません。
【打設時にロック送気にするわけ】
コンクリートが充塡されると、送気管が閉塞してくる
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作業室がコンクリートで埋まっていくので、通常の送気管は使えなくなります。そこでロック側から送ります。
【バルブの開閉】
通常掘削時 作業室送気管のバルブを開け
ロック送気管のバルブを閉じる
→ バック圧はロック送気管からとる
送気に使っている管で圧力を測ると、送気の流れの影響を受けて正しい室内圧が分かりません。送気していない側の管からとれば、静かな状態の圧力が測れます。
【ほかの選択肢】
(2) 排気管の吸込み口は、送気管の吹出し口の反対側に設ける 正しい
(3) 換気するときは、室内圧の低下を最小限に保ちながら、排気バルブを所定の時間、開けておく 正しい
(4) 作業室への送気を断つと、沈下不能や傾斜、移動等の悪影響を及ぼす 正しい
(5) 中埋めコンクリート施工中には、作業室内の気圧が増大するので、排気を行って一定に調整する作業をブローパイプバルブ調整という 正しい
【気圧が増大するわけ】
コンクリートが入ってくる → 空気の入る空間が減る
同じ量の空気が狭い空間に押し込められるので、圧力が上がります。排気して逃がす作業がブローパイプバルブ調整です。「レギュレータバルブ調整」ではありません。
【吸込み口を反対側にするわけ】
同じ側にあると、送った空気がそのまま吸い込まれる
室内をひとまわりさせてこそ換気になります。
出典:高圧室内作業主任者 2024年下半期実施分(2025年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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