圧気工事における有害ガス等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
圧気工法 第9問
圧気工事における有害ガス等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)検知管の濃度目盛りは、一般に20℃で校正されている。
- (2)ポータブル複合ガス検知器の高圧下での使用は避ける。
- (3)高圧下でガス検知を行うと、表示濃度が高くなるので、取扱説明書により補正を行う必要がある。
- (4)酸素欠乏空気を吸入するおそれのある場合は、送気マスク、電動ファン付き呼吸用保護具又は空気呼吸器を装着しなければならない。
- (5)ポータブル複合型検知器には、1台で酸素、可燃性ガス、硫化水素及び一酸化炭素を測定できるものと、二酸化炭素、酸素、可燃性ガス及び一酸化炭素を測定できるものの2種類が一般的である。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
酸素欠乏空気を吸入するおそれのある場合に用いるのは、送気マスク又は空気呼吸器です。電動ファン付き呼吸用保護具は使えません。
【なぜ電動ファン付が駄目か】
電動ファン付呼吸用保護具は、その場の空気をファンで吸い込み、フィルターを通して送るもの
もとの空気に酸素がなければ、酸素のない空気が送られるだけ
ろ過式の保護具は、粉じんや有害物を取り除くことはできても、酸素を作ることはできません。酸欠の場所では役に立たず、かえって「保護具を着けているから安全だ」と思い込ませる分、危険です。
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【酸欠で使えるもの】
送気マスク ホースで外のきれいな空気を送る
空気呼吸器 ボンベの空気を呼吸する
いずれもその場の空気を吸わない方式です。
【ほかの選択肢】
(1) 検知管の濃度目盛りは、一般に20℃で校正されている正しい
(2) ポータブル複合ガス検知器の高圧下での使用は避ける正しい
(3) 高圧下でガス検知を行うと表示濃度が高くなるので、取扱説明書により補正を行う 正しい
(5) ポータブル複合型検知器には、酸素・可燃性ガス・硫化水素・一酸化炭素を測定できるものと、二酸化炭素・酸素・可燃性ガス・一酸化炭素を測定できるものの2種類が一般的正しい
【高圧下で表示濃度が高くなるわけ】
検知器は、大気圧での使用を前提に作られている
高圧下では、同じ体積の中により多くの分子が入っています。検知器は分子の数を測るので、濃度(割合)は同じでも、指示は高く出ます。だから補正が要ります。
【検知管の温度校正】
20℃で校正されている
温度が違うと反応の進み方が変わるので、必要に応じて補正します。
【変色層が斜めのとき】
斜めの部分の中間の値を読み取る
出典:高圧室内作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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