酸素欠乏事故の発生及びその防止対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…

送気及び排気 第12問

酸素欠乏事故の発生及びその防止対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。 ニューマチックケーソンの間で空気が貫流する距離は、一般に地下水位が低いほど、また地盤の透気係数が大きいほど大きくなります。記述は両方とも逆です。 【貫流が起こりやすい条件】 地下水位が低い  地盤に空気の通り道がある 透気係数が大きい 空気を通しやすい地盤 含水比が小さい  すき間が水で塞がれていない → いずれも空気が通りやすい条件 水が詰まっていれば、空気は進めません。乾いてすき間のある地盤ほど、遠くまで届きます。 【ほかの選択肢】
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(1) 酸素欠乏空気発生のメカニズムには、貫流、減圧による逆流、地層内埋没酸欠空気の湧出がある 正しい (2) 貫流する距離は、最大で1000m程度と考えられる正しい (4) エアブロー防止のため作業圧力の設定を刃先から20cm程度上とし、刃先を水没させる掘削方法を採用する 正しい (5) 酸素濃度が、人体が正常な機能を維持し得る下限値の16%より低下すると、酸素欠乏の症状が現れる 正しい 【エアブローと酸欠の関係】 作業室から漏れた空気が地盤の中を通る → 途中で土の中の鉄分などに酸素を奪われる → 酸素欠乏空気になる → 離れた場所の井戸やマンホールから噴き出す 自分の現場ではなく、よその場所で事故が起こるのがこわいところです。だから1000mという距離が問題になります。 【三つの発生メカニズム】 貫流     漏れた空気が地盤中を移動する 減圧による逆流 作業室の圧力を下げたとき、地盤から酸欠          空気が吸い込まれる 湧出     もともと地層に埋もれていた酸欠空気が出てくる 【16%】 人体が正常な機能を維持しうる下限値 18%未満で「酸素欠乏」とされますが、症状が現れ始めるのが16%です。16%を切ると、判断力の低下や頭痛が起こります。

出典:高圧室内作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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