A さん(40 歳、女性、会社員)。特定健康診査の結果は、身長156 cm、体重72 kg、BMI 29.6、腹囲91 …
午後 第37問
A さん(40 歳、女性、会社員)。特定健康診査の結果は、身長156 cm、体重72 kg、BMI 29.6、腹囲91 cm、血圧140/90 mmHg、空腹時血糖95 mg/dL、HDLコレステロール38 mg/dL、中性脂肪160 mg/dL、喫煙歴はない。この結果から、特定保健指導の対象となり、保健師が初回面接をすることになった。初回面接で、A さんから「1 か月に1 kg の体重減少を目標に、食事と運動の改善に取り組んでみたい」という発言が聞かれ、間食を減らすこと、毎日8,000 歩を歩くことを目標とした。初回面接から2 週後に電話連絡したところ、A さんは「間食はしていないし、ご飯は小さなお茶碗に変えて1 杯だけに減らしている。なかなか毎日8,000 歩は歩けない。体重はあまり変わらない。こんな自分はだめだ」と話した。A さんが始めた行動の継続を支援する保健師の対応で最も適切なのはどれか。
- (1)「体重は増えていませんね」
- (2)「目標値を6,000 歩に下げてみましょうか」
- (3)「運動もすることで病気の予防やストレスの解消にも有効です」
- (4)「ご自身で考えてご飯の量を減らすことができていてすばらしいです」
正答 (4)
正答は (4)。「ご自身で考えてご飯の量を減らすことができていてすばらしいです」と伝えます。
Aさんは歩数の目標を達成できず、「こんな自分はだめだ」と自信を失いかけています。一方で、間食をやめ、ご飯の量も自分で工夫して減らせています。できていることを具体的に認めると、成功体験として自己効力感が高まり、行動の継続につながります。
【ほかの選択肢】
(1) 体重は増えていませんね 事実の確認だけで、本人の努力を認める言葉にならない 誤り
(2) 目標を6,000歩に下げる 目標の見直しはありうるが、まず本人ができていることを認めることが先 誤り
(3) 運動の効果を説明 知識の提供で、今の落ち込みに応えていない 誤り
出典:2025年(令和7年) 保健師国家試験 問37(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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