生体内において主に直接作用によってDNA を損傷させる放射線はどれか。2 つ選べ。…

午後 第69問

生体内において主に直接作用によってDNA を損傷させる放射線はどれか。2 つ選べ。

正答 (1)(5)
正答は (1)と(5)。α線と中性子線です。 放射線が DNA を傷つける仕組みには、DNA を直接電離する直接作用と、水の電離でできたラジカル(OH ラジカルなど)が DNA を傷つける間接作用があります。α線や中性子線(反跳陽子などを生じる)のような高LET 放射線は、電離が密に起こるので、直接作用が主になります。 【ほかの選択肢】 (2) β線  低 LET。間接作用が主 誤り (3) γ線  低 LET。間接作用が主 誤り (4) X 線  低 LET。間接作用が主(約2/3) 誤り 【関連】 低 LET 放射線では間接作用が主なので、ラジカルを捕まえる物質 (ラジカルスカベンジャー)や温度の低下によって効果が弱まります。

出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問69(厚生労働省 公表)出典元ページ

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