ある放射性試料を計数装置で2 分間測定して400 カウントが得られた。また、バックグラウンドのみは1 分間測定して100…
午前 第80問
ある放射性試料を計数装置で2 分間測定して400 カウントが得られた。また、バックグラウンドのみは1 分間測定して100 カウントであった。この試料の正味の計数率[cpm]とその標準偏差[cpm]に最も近いのはどれか。
- (1)100±5
- (2)100±10
- (3)100±14
- (4)200±20
- (5)300±30
正答 (3)
正答は (3)。100 ± 14 cpm です。
【計算】
試料(バックグラウンドを含む)
計数率 = 400 ÷ 2 分 = 200 cpm
標準偏差 = √400 ÷ 2 分 = 20 ÷ 2 = 10 cpm
バックグラウンド
計数率 = 100 ÷ 1 分 = 100 cpm
標準偏差 = √100 ÷ 1 分 = 10 cpm
正味の計数率 = 200 - 100 = 100 cpm
標準偏差 = √(10² + 10²)= √200 ≒ 14 cpm
解説の続きをみる続きを閉じる
差をとるときも、標準偏差は2乗して足してから平方根をとります(誤差の伝播)。単純に引き算や足し算をしないように注意します。
【ほかの選択肢】
(1) 100 ± 5 標準偏差が小さすぎる 誤り
(2) 100 ± 10 片方の標準偏差だけをとった値 誤り
(4) 200 ± 20 バックグラウンドを引いていない 誤り
(5) 300 ± 30 計算と合わない 誤り
【ポイント】
計数 N の標準偏差は √N。計数率にするときは、√N を測定時間で割ります。
出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問80(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午前」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第79問水の吸収線量をBragg-Gray〈ブラッグ・グレイ〉の空洞理論で求める式はどれか。
- 2025年(令和7年) 第13問X 線CT を用いたSPECT 減弱補正でCT 値から線減弱係数への変換テーブル作成に関
- 2025年(令和7年) 第45問悪性腫瘍の発生数が最も少ないのはどれか。
- 2025年(令和7年) 第78問トモシンセシスで正しいのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第10問X 線エネルギー40 keV のときに比べ70 keV のときCT 値が増加するのはどれ
- 2024年(令和6年) 第42問リニアックの構造で正しいのはどれか。2 つ選べ。
スポンサーリンク

