乳癌に対する放射線治療で正しいのはどれか。…
午前 第36問
乳癌に対する放射線治療で正しいのはどれか。
- (1)外部放射線治療における軽症の急性期放射線皮膚炎に対して抗生剤を使用する。
- (2)乳房部分切除術後の予防的放射線治療では健側の全乳房を照射範囲に含める。
- (3)乳房全切除術後の予防的外部放射線治療における投与線量は、1 回2 Gy で総線量40 Gy である。
- (4)腋窩リンパ節転移が4 つ以上ある症例において術後外部放射線治療で領域リンパ節(鎖骨上)を含める。
- (5)乳房部分切除術後に対する予防的外部放射線治療における投与線量は、1 回2 Gy で総線量40 Gy である。
正答 (4)
正答は (4)。腋窩リンパ節転移が4個以上ある症例では、術後照射で鎖骨上の領域リンパ節を含めます。
腋窩リンパ節転移が4個以上の乳癌では、局所・領域リンパ節の再発の危険が高いため、乳房全切除後でも部分切除後でも、胸壁または乳房に加えて鎖骨上窩などの領域リンパ節を照射範囲に含めることが勧められています。
【ほかの選択肢】
(1) 軽い急性期の放射線皮膚炎は、保湿や清潔の保持、必要に応じてステロイド外用剤で対応する。感染がなければ抗生剤は使わない。誤り
(2) 乳房部分切除後の照射は、手術をした側(患側)の全乳房に行う。健側は含めない。誤り
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(3) 乳房全切除後の胸壁照射は、通常分割なら1回2 Gy で総線量50 Gy が標準。誤り
(5) 部分切除後の全乳房照射も、通常分割なら1回2 Gy で総線量50 Gy。寡分割(1回 2.66 Gy 前後で16回など)も使われるが、1回2 Gy・40 Gy ではない。誤り
出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問36(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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