散乱線除去グリッドで正しいのはどれか。…
午後 第77問
散乱線除去グリッドで正しいのはどれか。
- (1)平行グリッドには使用距離限界がある。
- (2)グリッド露出係数は全放射線透過率の逆数で表す。
- (3)グリッド密度は中心部1 cm の吸収はくの重さで表す。
- (4)グリッド比は中心部の吸収はくの高さに対するはくの間隔の比で表す。
- (5)イメージ改善係数は全放射線透過率に対する一次放射線透過率の比で表す。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
グリッド露出係数(ブッキー係数)は、グリッドを使ったときに、使わないときと同じ量の X 線を受像器に届かせるために必要なX 線量の倍数です。グリッドを通る X 線の割合は全放射線透過率Tt なので、露出係数はその逆数 1/Tt で表します。
【ほかの選択肢】
(1) 平行グリッドには使用距離限界がある 使用距離限界は、焦点に向けて箔を傾けた集束グリッドについて決める値とされます 誤り
(3) グリッド密度は中心部1 cm の吸収はくの重さ グリッド密度は 1 cm あたりの吸収箔の本数(本/cm)です。重さで表すのは鉛の含有量です 誤り
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(4) グリッド比は箔の高さに対する箔の間隔の比 逆です。グリッド比は、箔の間隔に対する箔の高さの比(h/D)です 誤り
(5) イメージ改善係数は Tt に対する Tp の比 Tp/Tt はコントラスト改善比です。イメージ改善係数は、コントラストと雑音の両方を考えた別の指標です 誤り
【グリッドの指標】
選択度 = Tp / Ts(一次線と散乱線の透過率の比)
コントラスト改善比 = Tp / Tt
露出係数 = 1 / Tt
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問77(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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