頭部X 線写真(別冊No. 7)を別に示す。撮影方法で正しいのはどれか。…
午前 第85問
頭部X 線写真(別冊No. 7)を別に示す。撮影方法で正しいのはどれか。
- (1)グリッドは使用しない。
- (2)X 線の射出点を鼻根とする。
- (3)40~50 kV の管電圧で撮影する。
- (4)中心X 線は検出器面に対し垂直に入射する。
- (5)ドイツ水平線は検出器面に対し60 度とする。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
【画像の見方】
上顎洞が眼窩の下に大きく写り、側頭骨の錐体の上縁が上顎洞より下(歯の高さ付近)に投影されています。
これは、顎を検出器につけて顔を上げた姿勢で撮る
後頭オトガイ方向の撮影、ウォータース法の画像です。上顎洞の観察に使います。
ウォータース法では、被検者は検出器に向かって顎をつけ、顔を上に向けて頭を傾けます。そのうえで中心 X 線は検出器面に垂直に入射させます。頭を傾けることで、錐体が上顎洞に重ならないようにしています。
【ほかの選択肢】
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(1) グリッドは使用しない 頭部は厚く散乱線が多いので、グリッドを使います 誤り
(2) 射出点を鼻根とする 鼻根から射出させるのはコールドウェル法です。ウォータース法では鼻の下の付近(前鼻棘付近)から射出させます 誤り
(3) 40〜50 kV 頭部の撮影には、より高い 70〜80 kV程度の管電圧を使います 誤り
(5) ドイツ水平線は検出器面に対し60度 ウォータース法で頭を傾ける角度は、眼窩耳孔線で検出器面に対して約37度とされ、60度まで傾けることはありません 誤り
【前後方向の顔面の撮影】
コールドウェル法 ― 錐体が眼窩の下部に重なる。
前頭洞・篩骨洞を見る
ウォータース法 ― 錐体が上顎洞の下に外れる。
上顎洞を見る
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問85(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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