粉じんによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働衛生(有害業務に係るもの) 第13問
粉じんによる健康障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)米杉、ラワンなどの木材粉じんは、ぜんそくを起こすことがある。
- (2)じん肺の自覚症状は、初期にはあまりみられないが、進行すると咳、痰、呼吸困難などがみられる。
- (3)じん肺は、続発性気管支炎、肺結核などを合併することがある。
- (4)石綿肺では、胸膜の肥厚(プラーク)、胸膜の石灰化などがみられる。
- (5)けい肺は、鉄、アルミニウムなどの金属粉じんを吸入することによって発症するじん肺である。
正答 (5)
正答は (5)。これが誤りです。
けい肺は、遊離けい酸の粉じんを吸入することによって発症するじん肺です。鉄やアルミニウムなどの金属粉じんによるものではありません。
【ほかの選択肢】
(1) 米杉、ラワンなどの木材粉じんは、ぜんそくを起こすことが
ある 正しい
(2) じん肺の自覚症状は初期にはあまりみられないが、進行すると
咳、痰、呼吸困難などがみられる 正しい
(3) じん肺は、続発性気管支炎、肺結核などを合併することがある
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正しい
(4) 石綿肺では、胸膜の肥厚(プラーク)、胸膜の石灰化などが
みられる 正しい
【じん肺の種類と原因】
けい肺 遊離けい酸(石英、珪石)
石綿肺 石綿(アスベスト)
溶接工肺 溶接ヒューム(酸化鉄)
アルミニウム肺 アルミニウムの粉じん
炭素肺 炭素の粉じん
けい肺は「けい酸」から来た名前です。鉄やアルミニウムによるものには、それぞれ別の名前が付いています。名前と原因がそのまま対応しているので、取り違えたらすぐ分かります。
【じん肺の合併症(六つ)】
続発性気管支炎
肺結核
結核性胸膜炎
続発性気胸
原発性肺がん
続発性気管支拡張症
【石綿による病気】
石綿肺 じん肺の一つ
肺がん
中皮腫 胸膜や腹膜にできる。石綿に特有
石綿は、吸ってから病気が出るまでに数十年かかります。だから記録を30年保存する決まりになっています。
【じん肺が治らないわけ】
肺の組織が線維化して硬くなる
いったん硬くなった肺は元に戻りません。粉じんを吸わないようにすること、それだけが対策です。
出典:第一種衛生管理者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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