血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働生理 第21問
血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)血液は、血漿成分と有形成分から成り、血漿成分は血液容積の約55%を占める。
- (2)血漿中の蛋白質のうち、アルブミンは血液の浸透圧の維持に関与している。
- (3)白血球のうち、好中球には、体内に侵入してきた細菌や異物を貪食する働きがある。
- (4)血小板のうち、リンパ球には、Bリンパ球、Tリンパ球などがあり、これらは免疫反応に関与している。
- (5)血液の凝固は、血漿中のフィブリノーゲンがフィブリンに変化し、赤血球などが絡みついて固まる現象である。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
リンパ球は、血小板ではなく白血球の一種です。
Bリンパ球、Tリンパ球などの種類があり、免疫反応に関与する、という後半は正しい説明です。所属する血球を取り違えてあります。
【ほかの選択肢】
(1) 血液は血漿成分と有形成分から成り、血漿成分は血液容積の
約55%を占める 正しい
(2) 血漿中の蛋白質のうち、アルブミンは血液の浸透圧の維持に
関与している 正しい
(3) 白血球のうち好中球には、体内に侵入してきた細菌や異物を
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貪食する働きがある 正しい
(5) 血液の凝固は、フィブリノーゲンがフィブリンに変化し、
赤血球などが絡みついて固まる現象 正しい
【三つの血球】
赤血球 酸素を運ぶ。いちばん数が多い。寿命約120日
白血球 異物を排除する。好中球、リンパ球、単球など
血小板 止血する。核を持たない。寿命約10日
リンパ球は白血球の仲間です。血小板には種類の区別がありません。
【白血球の内訳】
好中球 約60% 細菌を貪食する
リンパ球 約30% 免疫の主役。Bリンパ球、Tリンパ球
単球 数% 組織でマクロファージになる
【血液の組成】
血漿 約55%
有形成分 約45%
【血漿中の蛋白質】
アルブミン 浸透圧の維持。いちばん多い
グロブリン 免疫に関わる
フィブリノーゲン 血液の凝固に関わる
いずれも肝臓で作られます。肝臓が悪くなるとアルブミンが減り、浸透圧が下がってむくみが出ます。
【凝固の流れ】
フィブリノーゲン(水に溶ける) → フィブリン(溶けない)
出典:第二種衛生管理者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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