照明、採光などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働衛生 第12問
照明、採光などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)北向きの窓では、直射日光はほとんど入らないが一年中平均した明るさが得られる。
- (2)全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明による照度は、局部照明による照度の10分の1以下になるようにする。
- (3)前方から明かりを取るときは、まぶしさをなくすため、眼と光源を結ぶ線と視線とがなす角度が、おおむね30°以上になるように光源の位置を決めるとよい。
- (4)あらゆる方向から同程度の明るさの光がくると、見る物に影ができなくなり立体感がなくなるので、不都合な場合がある。
- (5)部屋の彩色として、目の高さ以下は、まぶしさを防ぎ安定感を出すために濁色とし、目より上方の壁や天井は、明るい色を用いるとよい。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
全般照明による照度は、局部照明による照度の10分の1以上にします。10分の1以下ではありません。
不等号の向きが裏返しです。
【ほかの選択肢】
(1) 北向きの窓では直射日光はほとんど入らないが、一年中平均した
明るさが得られる 正しい
(3) 眼と光源を結ぶ線と視線とがなす角度は、おおむね30°以上に
なるようにする 正しい
(4) あらゆる方向から同程度の明るさの光がくると、影ができず
解説の続きをみる続きを閉じる
立体感がなくなる 正しい
(5) 目の高さ以下は濁色、目より上方の壁や天井は明るい色
正しい
【全般照明と局部照明】
全般照明 部屋全体を照らす
局部照明 手元を照らす
手元だけが明るく周りが暗いと、目が絶えず明るさを調節することになり、疲れます。だから全般照明も、局部照明の10分の1以上の明るさを保ちます。
【「以上」と「以下」で意味が逆になる】
10分の1以上 周りも、それなりに明るくする → 正しい
10分の1以下 周りを、もっと暗くしてよい → 誤り
【光源の角度】
30°以上離す
視線のすぐ近くに光源があるとまぶしいので、離します。ここも「以上」です。
【影の役目】
まったく影がないと、物の形や凹凸が分からなくなる
影は邪魔者のようでいて、立体を見るためには要ります。均一に照らせばよい、というものではありません。
【北向きの窓】
直射日光が入らないので、まぶしさやむらが少ない
画家のアトリエが北向きに作られるのは、この性質のためです。
出典:第二種衛生管理者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「労働衛生」のほかの問題
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第12問温熱条件に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第20問BMIに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第18問感染症に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第16問厚生労働省の「事業場における労働者の健康保持増進のための指針」に基づく健康保持増進対策に
- 2025年下半期(2026年4月公表) 第14問温熱条件に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第12問一般の事務室における換気に関する次のAからDの記述について、誤っているものの組合せは(1
スポンサーリンク

