虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働衛生 第17問
虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)運動負荷心電図検査は、心筋の異常や不整脈の発見には役立つが、虚血性心疾患の発見には有用でない。
- (2)虚血性心疾患は、狭心症と心筋梗塞とに大別される。
- (3)狭心症は、心臓の血管の一部の血流が一時的に悪くなる病気である。
- (4)心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が長時間続き、1時間以上になることもある。
- (5)狭心症の痛みの場所は、心筋梗塞とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても15分以内におさまることが多い。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
運動負荷心電図検査は、虚血性心疾患の発見に有用です。「有用でない」というのは逆です。
【ほかの選択肢】
(2) 虚血性心疾患は、狭心症と心筋梗塞とに大別される 正しい
(3) 狭心症は、心臓の血管の一部の血流が一時的に悪くなる病気
正しい
(4) 心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、症状が長時間続き、
1時間以上になることもある 正しい
(5) 狭心症の発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても
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15分以内におさまることが多い 正しい
【運動負荷心電図が要るわけ】
安静時には現れない変化を、運動で引き出して見つける
じっと座っていれば血液が足りていても、動けば心筋がもっと酸素を求めます。そこで足りなくなる段階の病変を捕まえるのが、この検査のねらいです。安静時の心電図だけでは見逃すので、わざわざ負荷をかけます。
【狭心症と心筋梗塞】
狭心症 心筋梗塞
血流 一時的に悪くなる 途絶える
心筋 死なない(可逆) 一部が死ぬ(不可逆)
発作の長さ 数分、長くて15分 1時間以上になることも
安静で おさまる おさまらない
時間の長さが、そのまま重さの違いになっています。
【虚血性心疾患の原因】
冠動脈の動脈硬化による狭窄や閉塞
心臓そのものを養う血管が細くなったり詰まったりして起こります。高血圧、喫煙、脂質異常症、糖尿病が危険因子です。
【健康診断での見つけ方】
安静時心電図 定期健康診断の項目
運動負荷心電図 より進んだ検査
出典:第二種衛生管理者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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