食中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働衛生 第12問
食中毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)毒素型食中毒は、食物に付着した細菌により産生された毒素によって起こる食中毒で、カンピロバクターによるものなどがある。
- (2)ボツリヌス菌による毒素は、神経毒である。
- (3)黄色ブドウ球菌による毒素は、熱に強い。
- (4)腸炎ビブリオ菌は、病原性好塩菌ともいわれる。
- (5)ノロウイルスの失活化には、煮沸消毒又は塩素系の消毒剤が効果的である。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
カンピロバクターは感染型の食中毒菌です。毒素型ではありません。
毒素型の代表は、ボツリヌス菌と黄色ブドウ球菌です。
【ほかの選択肢】
(2) ボツリヌス菌による毒素は神経毒 正しい
(3) 黄色ブドウ球菌による毒素は熱に強い 正しい
(4) 腸炎ビブリオ菌は病原性好塩菌ともいわれる 正しい
(5) ノロウイルスの失活化には、煮沸消毒または塩素系の消毒剤が
効果的 正しい
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【型で分ける】
毒素型 ボツリヌス菌、黄色ブドウ球菌
感染型 サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌、カンピロバクター、
腸管出血性大腸菌(O157など)
毒素型は二つだけと覚え、それ以外は感染型と判断するのが早道です。
【毒素の性質】
ボツリヌス菌 神経毒。加熱で壊れるが、芽胞は熱に強い
黄色ブドウ球菌 エンテロトキシン。熱に強く、加熱しても消えない
だから黄色ブドウ球菌は、手に傷のある人が調理しないことがいちばんの対策になります。温め直しでは防げません。
【腸炎ビブリオ】
塩分のあるところで増える。魚介類が原因になりやすい
真水でよく洗うことが対策になります。
【ノロウイルス】
冬に多い。アルコールが効きにくい
だから煮沸か塩素系です。消毒用アルコールで拭いただけでは足りません。
出典:第二種衛生管理者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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