採光、照明などに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。…
労働衛生 第20問
採光、照明などに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- (1)照度の単位はルクスで、1ルクスは光度1カンデラの光源から10m離れた所で、その光に直角な面が受ける明るさに相当する。
- (2)高齢者は、若年者に比較して、一般に、高い照度が必要であるが、水晶体の混濁により、まぶしさを感じやすくなっている場合もあるので、注意が必要である。
- (3)部屋の彩色に当たり、目の高さから上の壁及び天井は、まぶしさを防ぐため濁色にするとよい。
- (4)前方から明かりをとるとき、目と光源を結ぶ線と視線とが作る角度は、30°以下になるようにする。
- (5)全般照明の照度は、作業面の局部照明による照度の10分の1以下になるようにする。
正答 (2)
正答は (2)。これが正しい記述です。
高齢者は一般に高い照度を必要としますが、水晶体の混濁によってまぶしさを感じやすくなっている場合もあります。明るくすればよい、とは一概に言えません。
【ほかの選択肢の誤り】
(1) 1ルクスは、光度1カンデラの光源から1m離れた所で、
その光に直角な面が受ける明るさ。10mではない
(3) 目の高さから上の壁及び天井は、明るい色にする。
濁色にするのは目の高さから下
(4) 目と光源を結ぶ線と視線とが作る角度は、30°以上にする。
解説の続きをみる続きを閉じる
以下ではない
(5) 全般照明の照度は、局部照明による照度の10分の1以上に
する。以下ではない
【部屋の彩色】
目の高さから上 明るい色(光をよく反射させる)
目の高さから下 濁色(まぶしさと疲労を抑える)
天井や上の壁で光を散らし、手元の周りは落ち着かせる、という組み立てです。
【光源の角度】
30°以上離す
視線のすぐ近くに光源があると、まぶしくて作業になりません。だから離すほうが正しい。「以下」と書いてあれば誤りです。
【全般照明と局部照明】
全般照明 部屋全体を照らす
局部照明 手元を照らす
手元だけが明るく周りが暗いと、目が絶えず明るさに合わせ直すことになり、疲れます。だから全般照明は局部照明の10分の1以上の明るさを保ちます。
【単位】
カンデラ 光源の強さ(光度)
ルクス 照らされた面の明るさ(照度)
1カンデラの光源から1m離れた直角な面が、1ルクスです。
出典:第二種衛生管理者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
「労働衛生」のほかの問題
- 2023年下半期(2024年4月公表) 第20問BMIに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 2024年上半期(2024年10月公表) 第18問感染症に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 2024年下半期(2025年4月公表) 第16問厚生労働省の「事業場における労働者の健康保持増進のための指針」に基づく健康保持増進対策に
- 2025年上半期(2025年10月公表) 第14問厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に基づくメンタルヘルスケアの実施に
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第12問一般の事務室における換気に関する次のAからDの記述について、誤っているものの組合せは(1
- 2023年上半期(2023年10月公表) 第20問身長175cm、体重80kg、腹囲88cmの人のBMIに最も近い値は、次のうちどれか。
スポンサーリンク

