1 歳の女児。全身に皮疹が広がってきたため母親に連れられて来院した。3 日前から上肢に発疹が出現した。2 日前から発疹が…

A問題 第17問

1 歳の女児。全身に皮疹が広がってきたため母親に連れられて来院した。3 日前から上肢に発疹が出現した。2 日前から発疹が顔面、体幹および上肢に拡大した。昨日から発熱を伴うようになった。既往にアトピー性皮膚炎がある。MR ワクチンを含むすべての定期予防接種が行われている。発疹は瘙痒を伴い一部に水疱と痂皮を認める。イチゴ舌を認めない。皮膚の写真(別冊No. 2)を別に示す。診断はどれか。

医師 2024年(令和6年) 第17問の写真
正答 (5)
正答は (5)。Kaposi水痘様発疹症です。 【見るところ】 写真(別冊No. 2)では、上腕から体幹にかけて、小さな紅色の丘疹、小さなびらん、痂皮が無数に散らばり、集まって融合している所もあります。水疱が破れた後の、ほぼ同じ大きさの小さな打ち抜いたような病変の集まりが手がかりです。 【症例の読み方】 アトピー性皮膚炎のある乳児に、水疱・痂皮を伴う皮疹が急に広がり、発熱を伴っています。アトピー性皮膚炎で皮膚のバリアが弱った所に単純ヘルペスウイルスが広く感染した 状態で、抗ウイルス薬(アシクロビルなど)で治療します。
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【ほかの選択肢】 (1) 麻疹  MRワクチン接種済み。カタル症状とKoplik斑の後に、癒合しやすい紅斑が出る        違う (2) 猩紅熱  イチゴ舌と細かいびまん性の紅斑  違う (3) 手足口病  手掌・足底・口の中の小水疱   違う (4) 突発性発疹  3日ほどの高熱が下がるころに出る紅斑。水疱・痂皮はない              違う

出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問17(厚生労働省 公表)出典元ページ

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