右膝関節に再手術を行い、抗菌薬治療を継続していた。再手術後2 日目に初回歩行を開始したところ、突然の胸痛と呼吸困難が出現…
午後 第63問
右膝関節に再手術を行い、抗菌薬治療を継続していた。再手術後2 日目に初回歩行を開始したところ、突然の胸痛と呼吸困難が出現した。意識は清明。体温37.5 ℃。脈拍120/分、整。血圧90/44mmHg。呼吸数28/分。SpO292 %(roomair)。著明な発汗と頸静脈の怒張を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。確定診断に最も有用なのはどれか。
- (1)胸部造影CT
- (2)心エコー検査
- (3)心電図検査
- (4)スパイロメトリ
- (5)動脈血ガス分析次の文を読み、64~66 の問いに答えよ。35 歳の男性。高所からの転落のため救急車で搬入された。現病歴: 本日、塗装作業中に3 m の高さから転落した際、頸部、背部および腰部を強打した。下肢が動かせないため同僚が救急車を要請した。既往歴: 15 歳時に急性虫垂炎で手術。生活歴: 妻、長男および次男と4 人暮らし。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。家族歴: 父親が認知症で加療中である。現 症: 意識は清明。身長172 cm、体重75 kg。体温36.5 ℃。心拍数84/分、整。血圧130/62mmHg。呼吸数20/分。SpO298 %(room air)。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。頸部から腰部にかけて疼痛を認めた。上肢の筋力は正常である。自力歩行はできない。両腸腰筋と大腿四頭筋の収縮は認められるが、関節運動は認めない。両足関節の自動運動も認めない。臍部から両下肢に感覚障害を認めた。膝蓋腱反射とアキレス腱反射は両側に減弱を認めた。
正答 (1)
正答は (1) です。
選択肢(1)「胸部造影CT」が正答として示されています。
出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問63(厚生労働省 公表)
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