諸検査の後、痛みはやや改善したが疲労感は続いている。胸部単純CT 終了後、心拍数108/分、整。血圧92/62mmHg。…
午後 第46問
諸検査の後、痛みはやや改善したが疲労感は続いている。胸部単純CT 終了後、心拍数108/分、整。血圧92/62mmHg。SpO298 %(room air)。次に行うべき対応で適切なのはどれか。
- (1)経過観察
- (2)緊急手術
- (3)胸腔ドレナージ
- (4)心臓カテーテル検査
- (5)大動脈内バルーンパンピング〈IABP〉挿入次の文を読み、47、48 の問いに答えよ。36 歳の男性。胸部異常陰影を指摘され来院した。現病歴: 職場の健康診断で胸部異常陰影を指摘され、精査目的で受診した。咳と血痰の自覚はない。既往歴: 特記すべきことはない。生活歴: 喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。健康な妻と2 歳の息子との3 人暮らし。家族歴: 父親が60 歳時に肺癌の手術を受けた。現 症: 意識は清明。身長176 cm、体重68 kg。体温36.8 ℃。脈拍68/分、整。血圧126/68mmHg。呼吸数16/分。SpO297 %(room air)。頭頸部、胸腹部および四肢に異常を認めない。検査所見: 血液所見:赤血球468 万、Hb 14.2 g/dL、Ht 45 %、白血球7,200、血小板26 万。血液生化学所見:AST 26 U/L、ALT 18 U/L、LD 136 U/L(基準124~222)、尿素窒素12 mg/dL、クレアチニン0.5mg/dL、CEA 36 ng/mL(基準5以下)、SCC 0.8 ng/mL(基準1.5 以下)。CRP 0.02 mg/dL。胸部エックス線写真で左上肺野の結節影、胸部CT で左肺上葉の結節影および縦隔リンパ節の腫大を認める。左肺腺癌と診断され、2 週間後から根治的化学放射線療法が予定されている。職業は会社員で癌の診断後は休職している。研修医と指導医の会話を示す。研修医 :「この患者さんは、治療中に仕事ができず、収入がなくなることを心配しています。治療費が支払えないのではないかと言っています」指導医 :「社会保障制度があるから、本人に情報提供したらどうかな」研修医 :「①介護保険、②生活保護、③高額療養費制度、④指定難病医療費助成制度、⑤ひとり親家庭等医療費助成制度を考えたのですが、いかがでしょうか」
正答 (2)
正答は (2) です。
選択肢(2)「緊急手術」が正答として示されています。
出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問46(厚生労働省 公表)
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