55 歳の男性。建設作業員として勤務中、高所から転落して頭部を強打したため救急車で搬入された。急性硬膜下血腫と診断され、…
C問題 第41問
55 歳の男性。建設作業員として勤務中、高所から転落して頭部を強打したため救急車で搬入された。急性硬膜下血腫と診断され、血腫除去術を受けた。左下肢に麻痺があるが、高次脳機能に問題はなく、杖を使って歩行できるようになったため、退院後の復職を検討している。在籍している会社からは、資材管理部門への配置転換を提案されている。この患者の生活機能に関する評価を国際生活機能分類〈ICF〉で行った場合、会社の提案はどれに相当するか。
- (1)活 動
- (2)参 加
- (3)環境因子
- (4)個人因子
- (5)心身機能・身体構造
正答 (3)
正答は (3)。環境因子です。
国際生活機能分類(ICF)は、人の生活機能を「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3つの層でとらえ、それに影響する背景因子として「環境因子」と「個人因子」を置きます。環境因子は、その人を取り巻く物的・人的・社会的な環境で、家族や職場の人の態度、制度やサービス、建物や道具などが含まれます。会社が配置転換を提案することは、職場が働きやすい環境を用意する配慮で、環境因子にあたります。
【ほかの選択肢】
(1) 活動 歩く、身の回りのことをするなど、個人が行う動作(杖で歩けることなど) 違う
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(2) 参加 仕事や家庭・地域での役割を果たすこと(復職そのもの)違う
(4) 個人因子 年齢、性別、性格、生活歴、価値観など、その人自身の特徴 違う
(5) 心身機能・身体構造 左下肢の麻痺など、体や精神の働きと体の構造 違う
【ICFの特徴】
できないこと(障害)だけでなく、できること(生活機能)にも目を向け、環境を整えることで生活機能を高められると考えます。
出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問41(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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