80 歳の男性。1 か月間持続する咳嗽、血痰、微熱および体重減少を主訴に来院した。胸部エックス線写真で右上葉に空洞を伴う…

D問題 第72問

80 歳の男性。1 か月間持続する咳嗽、血痰、微熱および体重減少を主訴に来院した。胸部エックス線写真で右上葉に空洞を伴う浸潤影を認め、喀痰の抗酸菌塗抹、結核菌PCR 検査および抗酸菌培養が陽性で、肺結核と診断された。その後、抗結核薬による標準治療が開始され、2 か月が経過した。治療効果の判定に用いられる検査はどれか。2 つ選べ。

正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。喀痰抗酸菌塗抹検査と喀痰抗酸菌培養検査です。 肺結核の治療の効果は、喀痰の中の結核菌が減って消えていくかで判断します。 塗抹検査  菌の量を早く知ることができる 培養検査  生きた菌がいるかが分かる。治療2か月後の培養が       陰性になっているか(培養陰性化)が、治療の効果と再発の危険の大切な目安になる 2か月目に培養が陽性のままなら、薬剤耐性や服薬が守られていないことを疑い、治療の見直しを考えます。 【ほかの選択肢】 (1) ツベルクリン反応 誤り
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(5) 結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法〈IGRA〉 誤り   どちらも結核菌に感染したことがあるかを調べる検査で、治療の後も陽性のままのことが多く、効果の判定には使えません (4) 喀痰抗酸菌PCR検査 誤り   菌の遺伝子を見つける検査で、死んだ菌でも陽性になるため、治療の効果の判定には向きません(診断には役立ちます)

出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問72(厚生労働省 公表)出典元ページ

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