追加血液検査はいずれも基準範囲内であった。治療が必要な梅毒と判断し、患者本人と長女に説明することになった。説明の内容で誤…
午後 第68問
追加血液検査はいずれも基準範囲内であった。治療が必要な梅毒と判断し、患者本人と長女に説明することになった。説明の内容で誤っているのはどれか。
- (1)「脳脊髄液検査を行います」
- (2)「ペニシリン系抗菌薬で治療します」
- (3)「家族の方は抗菌薬の予防内服が必要です」
- (4)「治療終了後も定期的に血液検査を行います」
- (5)「トイレの共用で家族に感染することはありません」次の文を読み、69~71 の問いに答えよ。60 歳の男性。激しい胸痛と息苦しさを主訴に救急車で搬入された。現病歴: 7 日前から10 分程度の平地歩行で前胸部の絞扼感と息苦しさとを自覚していたが、5 分程度の休息で症状は消失していた。本日午後10 時に勃起不全の治療薬としてPDE5〈phosphodiesterase5〉阻害薬を服用した。午後10 時30 分から突然の強い胸痛を自覚し、30 分以上持続したため妻が救急車を要請した。既往歴: 10 年前から糖尿病で経口糖尿病薬、1年前から勃起不全に対してPDE5〈phosphodiesterase5〉阻害薬を服用中である。生活歴: 喫煙は10 本/日を40 年間。飲酒は機会飲酒。妻と2 人暮らし。家族歴: 母が糖尿病。現 症: 胸痛で苦悶様の顔貌をしているが呼びかけには応じる。身長169 cm、体重72 kg。体温36.3 ℃。心拍数56/分、整。血圧80/46mmHg。呼吸数18/分。SpO296 %(room air)。冷汗を認め、四肢末梢に冷感を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。下腿に浮腫を認めない。12 誘導心電図でII、III、aVF のST 上昇を認める。右側胸部誘導でもST 上昇を認める。心エコー検査では下壁の壁運動低下に加えて右室の壁運動低下も認める。
正答 (3)
正答は (3) です。
この設問は「適切でないもの」を選ぶ形式です。つまり 「「家族の方は抗菌薬の予防内服が必要です」」に誤りが含まれており、残りの選択肢は適切な記述として扱われています。
出典:2025年(令和7年) 医師国家試験 問68(厚生労働省 公表)
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