ベアリングに関する説明で次のうち正しいものはどれか。…
タービン発動機 第8問
ベアリングに関する説明で次のうち正しいものはどれか。
- (1)ローラ・ベアリングはスラスト荷重とラジアル荷重を支持する。
- (2)ボール・ベアリングはスラスト荷重のみ支持する。
- (3)ボール・ベアリングは熱膨張による軸方向の動きを吸収する。
- (4)ボール・ベアリングはローラ・ベアリングに比べて発熱量が多くコールド・セクションに設置される。
正答 (4)
正答は (4)。これが正しい説明です。
タービン・エンジンの主軸受では、スラスト荷重(とラジアル荷重)を受けて軸の前後の位置を決めるボール・ベアリングと、ラジアル荷重を受けて軸の熱膨張による伸びを逃がすローラ・ベアリングが組み合わせて使われます。ボール・ベアリングは軸の伸びを逃がせないので、温度の低いコールド・セクション側に置き、熱で伸びるホット・セクション側はローラ・ベアリングで支える配置が一般的とされます。同じ型の過去の問題でも一貫して、「ボール・ベアリングはローラ・ベアリングに比べて発熱量が多くコールド・セクションに設置される」は正しい扱いです。発熱量に差が出る理由は、設問では示されていません。
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【ほかの選択肢】
(1) ローラ・ベアリングが支持するのはラジアル荷重で、スラスト荷重は支持しません 誤り
(2) ボール・ベアリングは、スラスト荷重とラジアル荷重の両方を支持します。「スラスト荷重のみ」ではありません 誤り
(3) 熱膨張による軸方向の動きを吸収するのは、ころが軸方向にずれることのできるローラ・ベアリングです。軸の位置を決めるボール・ベアリングは吸収しません 誤り
【まとめ】
ボール・ベアリング スラスト荷重とラジアル荷重を受け、軸の位置を決める
ローラ・ベアリング ラジアル荷重を受け、熱膨張による伸びを逃がす
出典:令和3年7月期 航空従事者学科試験 一等航空整備士(飛行機) タービン発動機 問8(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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