アルミニウム合金の一般的性質で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

機体 第12問

アルミニウム合金の一般的性質で(A)~(D)のうち正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(A)純アルミニウムに比べ電気および熱の伝導率が良い。(B)耐熱性が良く 300 ℃ 程度まで強度が低下しない。(C)純アルミニウムに比べ耐食性が良い。(D)縦弾性係数(ヤング率)は鋼の約2倍である。

正答 (5)
正答は (5)。(A)〜(D)のどれも正しくありません。 (A)誤り。銅・マグネシウム・亜鉛などを加えたアルミニウム合金は、純アルミニウムより電気と熱の伝導率が低くなります。(B)誤り。アルミニウム合金は耐熱性が低く、高温になると強度が大きく下がります。300℃程度まで強度が保たれることはありません。高温になる部分にはチタン合金や耐熱鋼などが使われます。(C)誤り。耐食性は純アルミニウムの方が良く、合金にすると耐食性は下がります。そのため、合金の表面に純アルミニウムを張り合わせたアルクラッド材が使われます。(D)誤り。アルミニウム合金の縦弾性係数(ヤング率)は約70 GPa で、鋼(約200 GPa)の約3分の1です。
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【アルミニウム合金の長所】 比重が鋼の約3分の1と軽く、熱処理などで強度を高めると比強度が大きくなります。加工性も良いので、機体構造の主な材料として使われます。

出典:令和3年3月期 航空従事者学科試験 一等航空整備士(回転翼) 機体 問12(国土交通省 公表)出典元ページ

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