地上又は地表付近の風について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空気象 第10問

地上又は地表付近の風について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)地上風は等圧線を横ぎって低圧部に向って吹く。(b)等圧線と地上風のなす角は10度から40度くらいの間で変化する。(c)空気が移動する時、地上近くでは地表面摩擦の影響を最高に受け、風速は地衡風の値とかなり異なり弱くなる。(d)定時飛行場実況気象通報式(METAR)で報じられる風は、飛行場管制所が設置されている飛行場にあっては管制所の屋上に設置された風車型風向風速計により観測時刻前10 分間の平均風向及び風速が観測されている。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(b)(c)の三つです。 (a)正しい。地上付近では摩擦で風速が弱まり、コリオリの力も小さくなるので、風は等圧線を斜めに横切って低圧部へ向かって吹きます。(b)正しい。等圧線と地上風のなす角は、地表の摩擦の大きさで変わり、海上では小さく、陸上では大きくなります。この設問では、10度から40度くらいの間で変化するという記述が正しいものとされています。(c)正しい。地上近くでは地表面摩擦の影響を最も強く受け、風速は地衡風の値とかなり異なって弱くなります。(d)誤り。METARの風は、滑走路の接地帯付近などに設置した風向風速計で観測した、観測時刻前10分間の平均の風向・風速とされています。管制所の屋上の風向風速計による観測ではありません。
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【地上風と上空の風】 上空(自由大気) 等圧線にほぼ平行に吹く(地衡風) 地上付近 風速が弱まり、低圧側へ等圧線を横切る 北半球では、地上から上空へ行くにつれて風向が右へ(時計回りに)変わり、風速が強まるのが一般的です。

出典:平成31年1月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問10(国土交通省 公表)出典元ページ

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