地衡風に等高線の曲率を加えて考えた理論上の風である傾度風について正しいものはどれか。…
航空気象 第11問
地衡風に等高線の曲率を加えて考えた理論上の風である傾度風について正しいものはどれか。
- (1)気圧傾度力、コリオリの力および遠心力の3つが釣合った状態で吹いている風である。
- (2)気圧傾度力とコリオリの力が釣合った状態で吹いている風である。
- (3)気圧傾度力と遠心力が釣合った状態で吹いている風である。
- (4)コリオリの力と遠心力が釣合った状態で吹いている風である。
正答 (1)
正答は (1)。正しいのはこれです。
傾度風は、等高線(等圧線)が曲がっている所で、気圧傾度力・コリオリの力・遠心力の三つが釣り合った状態で吹くと考えた風です。等高線がまっすぐな所の地衡風に、曲率による遠心力を加えて考えたものです。
【ほかの選択肢】
(2) 気圧傾度力とコリオリの力の二つが釣り合って吹くのは地衡風です 誤り
(3) 気圧傾度力と遠心力の二つが釣り合って吹くのは旋衡風です。竜巻のように小さく強い渦で、コリオリの力が無視できるときの風です 誤り
(4) コリオリの力と遠心力だけの釣り合いは、傾度風の説明になりません 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
【低気圧と高気圧の違い】
気圧傾度が同じなら、低気圧の周りの傾度風は地衡風より弱く、高気圧の周りでは地衡風より強くなります。遠心力が、低気圧では気圧傾度力と逆向きに、高気圧では気圧傾度力と同じ向きに働くためです。
出典:平成31年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問11(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
「航空気象」のほかの問題
- 平成31年1月期 第11問フェーン(Foehn wind)について正しいものはどれか。
- 令和元年7月期 第15問ダウンバーストについて誤りはどれか。
- 令和2年1月期 第15問シベリア高気圧に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)
- 令和3年3月期 第18問定時飛行場実況気象通報式(METAR)において「霧雨」を表す記号として正しいものはどれか
- 令和4年1月期 第10問日本付近の季節風の説明で誤りはどれか。
- 令和4年11月期 第14問ガストフロントに関する説明で正しいものはどれか。
スポンサーリンク

