オートローテーションに関する記述で正しいものはどれか。…
航空工学(回転翼) 第10問
オートローテーションに関する記述で正しいものはどれか。
- (1)揚力と抗力による合力が回転方向に垂直な軸と一致する領域をプロペラ領域という。
- (2)垂直オートローテーションでは大部分が失速領域となりオートローテーションはできない。
- (3)コレクティブ・ピッチ・レバーを下げることによりプロペラ領域が増加する。
- (4)揚力と抗力による合力が回転方向に垂直な軸より前に傾いている領域をオートローテーション領域という。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
オートローテーション中、揚力と抗力の合力(空気合力)が、回転軸に平行な線(回転方向に垂直な軸)より前(回転方向)へ傾いている領域では、合力にブレードを加速させる成分があります。この領域がオートローテーション(駆動)領域です。
【ほかの選択肢】
(1) 合力が軸と一致する所は、加速も減速もしない平衡点です。
プロペラ領域は、合力が軸より後ろに傾き、ブレードを減速させる領域です 誤り
(2) 垂直オートローテーションでは、根元側から失速領域・駆動領域・
プロペラ領域ができ、オートローテーションができます 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) コレクティブを下げると迎角が減り、駆動領域が広がってプロペラ
領域は減ります(回転数は上がる) 誤り
【三つの領域(根元から先端へ)】
失速領域 約25% 迎角が失速角を超え、減速させる
駆動領域 約25〜70% 加速させる
プロペラ領域 約30% 減速させる
(割合は目安です。)
出典:令和元年5月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問10(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
- 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 令和2年1月期 第11問
- 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 令和2年7月期 第10問
- 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 令和3年7月期 第13問
- 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 令和4年9月期 第12問
- 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 令和5年9月期 第11問
「航空工学(回転翼)」のほかの問題
- 令和元年7月期 第13問セットリング・ウィズ・パワーに陥りやすい状況と現象の記述(a)~(d)のうち、正しいもの
- 令和2年3月期 第13問マスト・バンピングに関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(
- 令和3年5月期 第3問耐空性審査要領における回転翼航空機普通Nの自重に含まれるものについて、次の(a)~(d)
- 令和4年3月期 第5問ベルヌーイの定理に関する記述の空欄に当てはまる語句(a)~(c)のうち、組み合わせとして
- 令和5年1月期 第13問オートローテーション時のブレード領域に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつ
- 平成31年1月期 第12問地上共振に関する記述で誤りはどれか。
スポンサーリンク

