対気速度に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
航空工学(回転翼) 第3問
対気速度に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)真対気速度(TAS)とは、乱れていない大気との相対速度で、海面上標準大気では、較正対気速度(CAS)および等価対気速度(EAS)と等しい。(b)指示対気速度(IAS)とは、速度計から読み取った値のことをいう。(c)較正対気速度(CAS)とは、指示対気速度(IAS)に含まれる温度誤差を修正した速度のことである。(d)等価対気速度(EAS)とは、較正対気速度(CAS)に含まれる位置誤差を修正した速度のことである。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(b)の二つです。
(a)正しい。真対気速度(TAS)は、乱れていない大気に対する航空機の実際の速度です。速度計は海面上標準大気の密度で目盛られているので、海面上標準大気の状態では、TAS・CAS・EASは等しくなります。(b)正しい。指示対気速度(IAS)は、速度計の指示をそのまま読んだ値です。(c)誤り。IASを修正してCASを求めるのは、ピトー静圧孔の取付け位置などによる位置誤差と計器誤差です。温度誤差ではありません。(d)誤り。CASを修正してEASを求めるのは、空気の圧縮性による誤差(圧縮性誤差)です。位置誤差ではありません。
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【速度の直し方の順番】
IAS →(位置誤差・計器誤差)→ CAS
CAS →(圧縮性誤差)→ EAS
EAS →(空気の密度)→ TAS
ヘリコプタのように速度が小さい航空機では、圧縮性誤差はわずかで、CASとEASはほぼ等しくなります。
出典:令和2年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問3(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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