実際の風と非常によく近似するとされている理論的な風である地衡風について正しいものはどれか。…
航空気象 第6問
実際の風と非常によく近似するとされている理論的な風である地衡風について正しいものはどれか。
- (1)気圧傾度力、コリオリの力および遠心力の3つが釣合った状態で吹いている風である。
- (2)等高線に平行に吹く風である。
- (3)地表付近で吹く風である。
- (4)気圧傾度力に応じて等圧線を10度から40度の角度で横ぎって吹く風である。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
地衡風は、等圧線(高層天気図では等高線)がまっすぐで、地表面との摩擦がない上空で、気圧傾度力とコリオリの力の二つが釣り合った状態で吹くと考えた理論的な風です。北半球では、低圧側を左に見て等高線に平行に吹きます。
【ほかの選択肢】
(1) 気圧傾度力・コリオリの力・遠心力の三つの釣り合いで吹くのは傾度風です。等圧線が曲がっているときの風です 誤り
(3) 地衡風は摩擦の影響のない上空(自由大気)の風です。地表付近の風は摩擦の影響を受けるので、地衡風とは異なります 誤り
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(4) 等圧線を斜めに横切って吹くのは、摩擦の影響を受ける地上風です。地衡風は等圧線を横切らず、平行に吹きます 誤り
【地衡風の性質】
等圧線の間隔が狭い(気圧傾度が大きい)ほど風は強くなります。同じ気圧傾度なら、緯度が低いほどコリオリの力が小さいので、釣り合うための風速は大きくなります。
出典:令和3年1月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問6(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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