重量、重心位置に関する記述で誤りはどれか。…
航空工学(回転翼) 第19問
重量、重心位置に関する記述で誤りはどれか。
- (1)前後方向の重心位置は、ヘリコプタの安定性に影響を及ぼすことはない。
- (2)重心位置の許容範囲を外れた場合、操縦余裕がなくなり、突風などに対応できないおそれがある。また、ロータ・シャフトやロータに大きな負荷がかかる。
- (3)最小重量以下で飛行すると、オートローテーションにおいて回転数の制御が困難になったり、シーソー・ロータでは操縦力が減少し過大な操舵が必要になる可能性がある。
- (4)許容最大重量を超えた重量で飛行すると、旋回運動を行ったり、強い突風を受けた時に大きな荷重がかかり構造が変形したり、ロータやエンジン、トランスミッションに過度な負荷がかかる。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
前後方向の重心位置は、ヘリコプタの安定性と操縦性に大きく影響します。重心が前すぎても後ろすぎても、サイクリックの操縦余裕が少なくなり、機体の姿勢を保ちにくくなります。「安定性に影響を及ぼすことはない」は誤りです。
【ほかの選択肢】
(2) 重心が許容範囲を外れると操縦余裕がなくなり、突風などに対応できないおそれがあります。ロータ・シャフトやロータにも大きな負荷がかかります 正しい
(3) 最小重量より軽い状態で飛ぶと、オートローテーションで回転数の制御が難しくなったり、シーソー・ロータで操縦力が減って大きな操舵が必要になったりすることがあります 正しい
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(4) 許容最大重量を超えると、旋回や突風で大きな荷重がかかり、構造の変形や、ロータ、エンジン、トランスミッションへの過度の負荷につながります 正しい
【飛行前の確かめ】
ヘリコプタは重心の許容範囲が狭いので、搭乗者・燃料・荷物を載せた状態で、重量と前後(必要なら左右)の重心が限界内にあるかを計算で確かめます。燃料を使うと重心が移ることにも注意します。
出典:令和3年1月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問19(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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