メイン・ロータ・ブレードの捩り下げに関する記述で誤りはどれか。…
航空工学(回転翼) 第5問
メイン・ロータ・ブレードの捩り下げに関する記述で誤りはどれか。
- (1)高速時における後退側ブレードの失速を遅らせる効果がある。
- (2)フラッピング運動とフェザリング運動とを自動的に連成させる。
- (3)ホバリング時にロータ効率を向上させる効果がある。
- (4)通常、8°~14°の範囲の捩り下げが使用される。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
フラッピング運動とフェザリング運動を自動的に連成させる(ブレードが上へフラップするとピッチ角が減るようにする)のは、デルタ・スリー(δ3)ヒンジなどの仕組みの働きです。ブレードの捩り下げ(翼根から翼端へ向かってピッチ角を小さくする捩り)の効果ではありません。
【ほかの選択肢】
(1) 翼端側の取付け角が小さくなるので、高速時に後退側ブレードの翼端付近が失速するのを遅らせる効果があります 正しい
(3) 回転速度の速い翼端側の迎角を小さく、遅い翼根側を大きくすることで、ロータ・ディスク全体の吹き下ろしと揚力の分布が均一に近づき、ホバリング時のロータの効率が上がります 正しい
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(4) 捩り下げの量は、通常8°〜14°程度の範囲とされます 正しい
【捩り下げの考え方】
ブレードの周速は翼端ほど速いので、捩りがないと揚力が翼端に集中します。翼端の迎角を小さくして、揚力が翼幅方向に均等に近くなるようにするのが捩り下げです。
出典:令和3年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問5(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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