雷雲に発生するひょうについての説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
航空気象 第15問
雷雲に発生するひょうについての説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)ひょうは雷雲が作り出す氷の粒で、その直径は0.5~8.0cmぐらいである。(b)ほとんど全ての雷雲では発生から消滅までのある時期に、その雲中に氷の粒が発生しているが、ほとんどの場合は落ちる途中で融けてしまう。(c)積乱雲の中で上昇流にのった小さな粒のひょうは、上空へ持ち上げられる途中で過冷却水滴にあたり大きくなりながら上昇し、重くなれば雲中を落下してくる。(d)かなとこ雲の中に運び込まれたひょうはもはや再び持ち上げられることはなく雲の外に落下する。航空機が降ひょうに遭遇して大きなダメージを受けるのは主にこの空域を飛行するときである。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (4)
正答は (4)。(a)〜(d)の四つとも正しい記述です。
(a)正しい。ひょうは積乱雲(雷雲)がつくる氷の粒で、直径5mm以上のものをいいます(それより小さいものはあられ)。0.5〜8.0cmぐらいの大きさが見られます。(b)正しい。ほとんどの積乱雲では、発生から消滅までのある時期に、雲の中で氷の粒ができています。しかし多くは落ちる途中で融けて雨になります。(c)正しい。上昇気流に乗った小さな氷の粒は、持ち上げられる途中で過冷却の水滴とぶつかって凍り付き、大きくなります。上昇気流で支えきれない重さになると落ちてきます。(d)正しい。かなとこ雲の中へ運ばれたひょうは、再び持ち上げられることはなく雲の外へ落ちていきます。航空機が降ひょうで大きな被害を受けるのは、主にこの空域(かなとこ雲の下)を飛ぶときです。
【飛行への注意】
かなとこ雲の下では、雲の外で晴れていても、ひょうが降ってくることがあります。積乱雲は、かなとこ雲の下を含めて十分な距離をとって避けます。
出典:令和3年5月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問15(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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