偏西風について誤りはどれか。…
航空気象 第8問
偏西風について誤りはどれか。
- (1)風速は高度とともに強くなり、圏界面付近で最大になる。北半球では夏に強まる。
- (2)南北に蛇行することがあり、この現象を偏西風の波動という。
- (3)偏西風の蛇行が大きくなるとブロッキング高気圧や切離低気圧が発生し、地上の高・低気圧の移動や消長が複雑になり、異常気象の原因に結びつくことがある。
- (4)偏西風の波動は中緯度高気圧と極地方の間の熱の南北交換の役目を果たしている。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
偏西風は高度とともに強くなり、圏界面付近で最も強くなります(ジェット気流)。ここまでは正しいのですが、北半球で偏西風が強まるのは冬です。冬は南北の気温差が大きく、温度風の関係から上空の西風が強まります。「夏に強まる」が誤りです。
【ほかの選択肢】
(2) 偏西風は南北に蛇行し、これを偏西風の波動といいます 正しい
(3) 蛇行が大きくなると、ブロッキング高気圧や切離低気圧ができ、地上の高気圧・低気圧の動きや消長が複雑になって、異常気象の原因になることがあります 正しい
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(4) 波動によって暖気が北へ、寒気が南へ運ばれ、低緯度と高緯度の間の熱の南北交換が行われます 正しい
【季節による違い】
冬は偏西風・ジェット気流が強く、位置も南へ下がります(日本付近を通る)。夏は弱まり、北へ上がります。冬の日本付近で、上空の強い向かい風・追い風や晴天乱気流に注意が必要なのはこのためです。
出典:令和4年1月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問8(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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