デルタ・スリー・ヒンジに関する説明で正しいものはどれか。…
航空工学(回転翼) 第16問
デルタ・スリー・ヒンジに関する説明で正しいものはどれか。
- (1)フェザリングとドラッキングを連成させる。
- (2)前進飛行時にロータ回転面が過度に傾斜することを防止する。
- (3)ドラッキングとフラッピングを連成させる。
- (4)テール・ロータやメイン・ロータにおいて広く用いられる機構である。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
デルタ・スリー・ヒンジ(δ3ヒンジ)は、フラッピング・ヒンジの軸をブレードの翼弦方向に対して斜めに取り付けたものです。ブレードが上にフラッピングするとピッチ角(フェザリング)が小さくなり、揚力が減ってフラッピングを抑えます。これにより、前進飛行時にロータ回転面が過度に傾くのを防ぎます。
【ほかの選択肢】
(1) 連成させるのはフラッピングとフェザリングです。ドラッギングとの
連成ではありません 誤り
(3) ドラッギングとフラッピングの連成ではありません 誤り
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(4) デルタ・スリー・ヒンジは主にテール・ロータに用いられる機構で、
メイン・ロータに広く用いられているものではないとされます 誤り
【なぜテール・ロータに使うか】
テール・ロータは回転数が高く小さいので、フラッピングを抑えるための複雑な機構を付けにくく、ヒンジの角度を傾けるだけでフラッピングを小さくできるδ3ヒンジが向いています。
出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問16(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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