地上又は地表付近の風について誤りはどれか。…
航空気象 第8問
地上又は地表付近の風について誤りはどれか。
- (1)地上付近の風は摩擦力が加わり、地衡風や傾度風とは違って等圧線とある傾きをなして低圧部に向かって吹く。「ボイス・バロットの法則」は、等圧線と風向のなす角度を考慮した法則である。
- (2)摩擦力が大きくなると等圧線と風向のなす角度の平均は大きくなる。その角度は一般的に陸上より海上の方が大きい。
- (3)内陸地方の風向は山、谷、川などの地勢により大きく影響される。
- (4)定時飛行場実況気象通報式(METAR)で報じられる風は、一般的に接地帯付近に設置している風車型風向風速計による観測時前10分間の平均風向及び風速である。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
摩擦が大きいほど、風が等圧線を横切って低圧側へ向かう角度は大きくなります。前半は正しいのですが、陸上は海上より地表の凹凸が大きく摩擦が大きいので、角度は海上より陸上の方が大きくなります。「海上の方が大きい」は逆です。
【ほかの選択肢】
(1) 地上付近の風は摩擦の影響で、等圧線に対して斜めに低圧側へ
吹き込みます。ボイス・バロットの法則(北半球では風を背に受けて立つと低気圧は左手のやや前方にある)は、この角度を考えに入れたものです 正しい
(3) 内陸の風向は、山・谷・川などの地形に強く影響されます 正しい
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(4) METARの風は、接地帯付近の風向風速計(風車型)で観測した、
観測時刻前10分間の平均の風向・風速です 正しい
【角度の目安】
海上 およそ15〜30°
陸上 およそ30〜45°
上空(摩擦の影響がない高さ)では、風はほぼ等圧線に沿って吹きます(地衡風・傾度風)。
出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問8(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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