燃料油量系統の説明で誤りはどれか。…
航空工学(飛行機) 第15問
燃料油量系統の説明で誤りはどれか。
- (1)燃料使用不能量とは、すべての予想される運用および飛行運動状態の内、燃料タンクに生ずる最も不利な燃料供給状態において、発動機に対し最初の機能不良の徴候が現れる量より少なくない量に設定されている。
- (2)燃料油量計にはサイト・ゲージ、浮子式や静電容量型油量計がある。
- (3)浮子式の浮子および静電容量型のタンク・ユニットは燃料質量を測定している。
- (4)デップス・スティックとは、通常の油量指示系統が不作動になった時の対応として、実際に入っている量を測定する機構である。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
浮子式の油量計は、燃料の液面の高さを浮子で検出するので、測っているのは燃料の容積(量)です。燃料の質量を測ることができるのは静電容量型です。静電容量型は燃料の誘電率を利用し、温度による燃料の密度の変化を補正できるので、質量(重量)で表示できます。両方とも質量を測るとしている点が誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 使用不能燃料量は、予想されるすべての運用・飛行状態のうち、
燃料の供給に最も不利な状態で、エンジンに最初の機能不良の徴候が現れる量より少なくない量に設定されます 正しい
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(2) 燃料油量計には、サイト・ゲージ、浮子式、静電容量型などが
あります 正しい
(4) デップス・スティック(ディップ・スティック)は、ふだんの油量
指示系統が働かないときなどに、タンクに実際に入っている量を測るための機構です 正しい
【容積と質量】
燃料は温度が上がると膨張し、同じ容積でも質量は減ります。エンジンの出力は燃料の質量で決まるので、大型機は質量で管理します。
出典:令和5年5月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(飛行機) 問15(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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