温度計に関する説明で誤りはどれか。…
航空工学(飛行機) 第19問
温度計に関する説明で誤りはどれか。
- (1)低速機の外気温度計は感温部を機外に突出させ、その指示値をそのまま外気温度として用いている。
- (2)感温部を機外に突出させ直接指示させる外気温度計ではバイメタルを用いている。
- (3)高速機では、温度計の受感部に衝突した空気により温度が下降するため、受感部は大気の真の温度より低い温度を感知する。
- (4)シリンダ温度計には、電気抵抗式と熱電対式の2種類がある。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
高速機では、温度計の受感部に衝突した空気がせき止められて圧縮され(ラム効果)、温度が上がります。そのため受感部は、大気の真の温度より「高い」温度を感知します。「下降」「低い」は逆です。高速機では、この上昇分を補正して外気温度を求めます。
【ほかの選択肢】
(1) 低速機の外気温度計は、感温部を機外に突き出し、その指示を
そのまま外気温度として使います(速度による上昇が小さいため) 正しい
(2) 感温部を機外に突き出して直接指示させる外気温度計には、
バイメタルが使われています 正しい
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(4) シリンダ温度計には、電気抵抗式と熱電対式があります 正しい
【温度の呼び方】
SAT(静的外気温度) 大気の真の温度
TAT(全温度) 受感部で測る、ラム効果で上がった温度
速度が大きいほど、TATとSATの差は大きくなります。
出典:令和5年5月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(飛行機) 問19(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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