梅雨の一般的な特徴として誤りはどれか。…
航空気象 第10問
梅雨の一般的な特徴として誤りはどれか。
- (1)梅雨前線は、春から盛夏への季節の移行期に、日本から中国大陸付近に出現する停滞前線で、一般的には、南北振動を繰り返しながら沖縄地方から東北地方へゆっくり北上する。
- (2)梅雨型の気圧配置は、オホーツク海方面にオホーツク海高気圧、日本の南に太平洋高気圧があって、日本付近に前線が停滞する気圧配置である。
- (3)梅雨期の予報の指針として、梅雨前線の北側では広い範囲(約300㎞)が雨域、その南側では大体天気が良いことが多い。これは前線に伴う天気が温暖前線型のことが多いためで、一般的にこのような天気分布を示す。実際の予報に当たっては前線南北の高気圧の盛衰を調べて、前線の南北振動を判断することができる。
- (4)梅雨前線に向かって南方から高温で非常に多湿な空気が舌状に流れ込んでくるときに集中豪雨が起こりやすい。これを「やませ」という。「やませ」は太平洋高気圧の西の縁を赤道方面から伸びていることが多いが、遠く南シナ海やベンガル湾方面から伸びている場合もある。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
梅雨前線に向かって南から舌のように流れ込む高温で非常に湿った空気は「湿舌(しつぜつ)」と呼ばれ、集中豪雨を起こしやすくします。「やませ」は、初夏から盛夏に、オホーツク海高気圧から東北地方の太平洋側へ吹く、冷たく湿った北東風のことで、冷害の原因になる風です。名前が入れ替えられています。
【ほかの選択肢】
(1) 梅雨前線は春から盛夏への移行期に現れる停滞前線で、
南北に振動しながら沖縄から東北へゆっくり北上します 正しい
(2) 北にオホーツク海高気圧、南に太平洋高気圧があり、
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その間に前線が停滞するのが梅雨型の気圧配置です 正しい
(3) 前線の北側に広い雨域、南側はおおむね天気が良い、という
分布の目安と、南北の高気圧の盛衰で前線の動きを判断する考え方が述べられています 正しい
【覚え方】
湿舌 南から 暖かく湿った空気 → 集中豪雨
やませ 北東から 冷たく湿った風 → 低温・日照不足
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問10(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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