航空法第81条(最低安全高度)の規定による有視界飛行方式により飛行する航空機の最低安全高度に関する記述のうち正しいものは…
航空法規等 第13問
航空法第81条(最低安全高度)の規定による有視界飛行方式により飛行する航空機の最低安全高度に関する記述のうち正しいものはどれか。
- (1)動力装置のみが停止した場合に地上又は水上の人又は物件に危険を及ぼすことなく着陸できる高度以上であれば動力装置に不具合が発生しても人又は物件を回避して着陸できるため、障害物からの距離及び高度は考慮する必要はない。
- (2)家屋の密集している地域の上空にあっては、自機から水平距離600mの範囲内の最も高い障害物の上端から常時300mの高度を確保すれば、動力装置のみが停止した場合に地上又は水上の人又は物件に危険を及ぼすことなく着陸できる高度は考慮する必要はない。
- (3)人又は家屋のない地域及び広い水面の上空にあっては、飛行中動力装置のみが停止した場合に地上又は水上の人又は物件に危険を及ぼすことなく着陸できる高度及び地上又は水上の人又は物件から150m以上の距離を保って飛行することのできる高度のうちいずれか高いもの
- (4)最低安全高度は、いかなる場合も300mを下回ることは認められない。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
航空法施行規則第174条により、有視界飛行方式の最低安全高度は、「飛行中動力装置のみが停止した場合に地上又は水上の人又は物件に危険を及ぼすことなく着陸できる高度」と、次の高度のうち、いずれか高いものです。
人又は家屋の密集地 水平距離600m以内の最も高い障害物の
上端から300mの高度
人又は家屋のない地域・広い水面 人又は物件から150m以上の
距離を保てる高度
それ以外の地域 地表面または水面から150m以上の高度
(3) は二つ目の地域の規定どおりです。
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【ほかの選択肢】
(1) 障害物からの距離・高度も必ず考えます 誤り
(2) 密集地でも、動力装置が停止したとき安全に着陸できる高度と
比べ、高い方を取ります 誤り
(4) 地域によって150mの規定もあり、国土交通大臣の許可を受け
れば下回ることもできます 誤り
出典:令和5年7月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空法規等 問13(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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